1010 Radio

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ユニクロがモスクワに出店

2010-03-22 | ラジオ
日本のファーストリテイリング社は4月初旬、大手衣料品店ユニクロをモスクワにオープンする。
ロシア第一号店はモスクワ中心部のショッピングモール『アトリウム』の一角に作られる事になっている。

今年2月末時点でユニクロの店舗数は世界全体で918に達し、そのうちの125店舗が国内にある。
ファーストリテイリング社は海外での出店は、将来的な成長を促すものだとし、今後も海外市場進出を加速化していく考えを明らかにしている。

ユニクロ進化論

松下久美
ビジネス社


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3月20日放送 ロシアの声・ニュース

世界の安全保障分野で協力する国連とCIS・集団安全保障条約機構

2010-03-22 | ラジオ
3月18日モスクワでは国連の潘基文事務総長とCIS・集団安全保障条約機構事務局長が、両者の協力に関する共同宣言に調印した。
このなかではとりわけ国連の平和維持活動、テロ対策や麻薬の密輸防止、不法移民問題および組織犯罪といった分野での協力が謳われている。

ロシア。ベラルーシ。アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンそれにウズベキスタンが加盟するCISは1992年に創設されたものだ。
このたび国連が、この機構との間で協力に関する合意を結ぶとの決定を下したことに付いて、ロシアの政治学者は機構の活動が高く評価され、世界の安全を維持する力を有していることが、認められたことを証明するものだと指摘している。
「事実上、機構は地政学的に認められつつあると言うことだ。
しかもこの動きは目に見える、はっきりとした形で現れている。機構内には様々な問題が存在するが、こうして国際的に認められると言うことは非常に重要だ。
何故なら国連は国際法の仕組みのなかで、主導的な役割を果たす組織だからだ。
しかし自信過剰はいけない。
機構はまだ創設されたばかりで、大きな経験を有していない。
軍事、政治的に意義のある組織になる途中にあるのだ」
ロシアの政治学者は、この様に述べている。

ロシアは国連と集団安全保障条約機構の協力の中心となるのは、アフガニスタンからの麻薬の密輸対策だろうと見ている。
これに関連してロシアのロゴジンNATO大使は、アフガニスタンの安定強化は、集団安全保障条約機構とNATOとの協力における、最初の接点になる可能性があると考えている。
一方ロシアのチュルキン国連大使は、国連と機構との間で結ばれた協力に関する合意は、実際的な意味そして政治的な意味の両方を持つものだと指摘している。
共同宣言は両者の協力のための、政治的および法的基盤の形成を完了させるものだ。
新たな合意が結ばれたことによって集団安全保障条約機構の治安維持部隊は、平和維持を目的とした国連の活動に参加する権利を手にする。
また文書では機構による常設の平和維持部隊の創設も検討されており、これが実現すれば機構の治安維持部隊も国連と共通のプログラムに沿った訓練を受け、共通の或いは互換性のある兵器を装備し、合同軍事演習を実施していくことになる。

3月18日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル