1010 Radio

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無名戦士の墓に再び灯された永遠の火

2010-03-01 | ラジオ
昨年末にモスクワ南西部にある戦勝記念公園に移されていた慰霊碑「永遠の火」が、2月23日にあるクレムリンの脇にある無名戦士の墓に移された。
「永遠の火」は第二次世界大戦の戦勝記念65周年を前に、昨年12月27日、無名戦士の墓が修工事に入ったことから別の場所に移されていた。

「永遠の火」は戦争で命を落とした兵士達の慰霊のために設けられた、火を用いた記念碑で旧ソ連の国々では、第二次大戦の犠牲者に捧げる目的で(?)されている。
モスクワのクレムリン脇、無名戦士の墓にある火は中心的な存在として、様々な祝賀行事に用いられてきた。

点火式に出席したメドヴェージェフ大統領とプーチン首相は顕花を行い、退役軍人らに御祝いの言葉を述べた。点火セレモニーは23日、ロシアで祝われる祖国防衛者の日に併せて行われた。
祖国防衛者の日は陸海空軍の兵士や退役軍人、参戦者の家族に尊敬と感謝の意を表す日で、一般に男性の日とされているものだ。
ロシアの歴史において祖国防衛者は、常に国の自由のために闘い、国を(?)すために自らの命を差し出した。

現在ロシア軍は国家を形成する基礎であり、国の安定を保障する存在だ。
22日、祖国防衛者の日を祝う式典で演説を行ったメドヴェージェフ大統領は、あらゆる攻撃に対応できる近代的な軍を創設することは、国の戦略的過大だと述べている。
また最近、国家賞の授与式で大統領は、退役軍人らを前に次のように語っている。
「まもなく第二次世界大戦の戦勝65周年が祝われる。
1945年、あなた方は世界を、そして私達の国を救い来る侵略から私達を守り、また祖国への(?)高い精神力そして英雄的な行為が、軍を無敵のものにすると言うこと証明した。今の兵士や将校はあなた方の道徳心を見習って育つ。
ロシア軍は高い(?)を誇り、個々の脅威に積極に対応する能力を有すると同時に闘志に燃え英雄的な精神に満ち溢れている。
ロシア軍はかつてと同じように、ロシア国家を防衛し世界の安定のための重要な(?)」
メドヴェージェフ大統領は、この様に述べている。

長い歴史を持つクレムリン脇にある、永遠の火は40年以上にわたって神聖な場所と捉えられ、ロシアの政治家や外国の代表団、退役軍人その子孫達が訪れるほか、多くの新婚カップル達が結婚式の日に足を運び、祖国防衛者のために祈りを捧げることでも知られている。

(?)は聴き取れない

2月23日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル