今日は、長岡京市にある「長岡天満宮」へ行ってきました。長岡京は、菅原道真公が在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところです。道真公が太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄られ「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故により、道真公御自作の木像をお祀りしたのが「長岡天満宮」の始まりです。今の季節は京都のキリシマツツジの名所として知られています。
階段を上ったところにある「正面大鳥居」をくぐると・・・「わぁ~!!!」と歓声があがるほど真っ赤なキリシマツツジが出迎えてくれました。
参道はキリシマツツジで真っ赤です。(^^)キリシマツツジは九州の九州南部にある霧島山(火山群)に因んで名づけられたものです。真っ赤だから?ここにあるキリシマツツジは野生に近い品種で、大きく株分れし高さが3メートル近く あります。樹齢は100年~150年で、昭和44年、長岡町制20周年を記念して、キリシマツツジが町花に指定され、市制施行後も長岡京市の花として親しまれています。
どこを見ても、ふり返っても・・・真っ赤!\(@▽@)/
このツツジの参道は・・・長岡天満宮境内の東に広がる八条ケ池を二分する中堤です。八条ケ池は、 寛永15年(1638)に、当時の領主だった八条宮が造るように命じた、灌漑用の溜め池です。 外周は約1km貯水量 は約35000トンあるそうです。中堤真ん中の石の太鼓橋は加賀藩の前田家の寄進といわれています。
池の畔にあるのは茶店の「錦水亭」さんです。この時期は会席コースのみです。(12,000円~20,000円)シーズンオフは比較的お手軽なランチもあるようです。(^m^;)
新緑もとってもきれいでした。八条ヶ池には水上橋がかかっていて散策できます。
ここは、天明6年(1786)に刊行された「都名所図会」にも描かれ、昔から多くの人に愛された場所です。この時はキリシマツツジはなかったですが池は描かれています。(写真クリックで拡大)参道のキリシマツツジは日当たりによって今から満開を迎える場所もありますのでGWいっぱいは楽しめそうです。
この後は、本殿やその他の境内の様子をご報告します。次のぶろぐにて。
長岡天満宮 http://www.nagaokatenmangu.or.jp/index.php
参拝自由 拝観所要時間:40分~ JR長岡京駅から徒歩20分 阪急長岡天神駅から徒歩10分 駐車場:春の観光シーズンは特別料金で30分200円です。京都南インターから車で30分程です。昨日訪ねた乙訓寺から車で5分弱です。
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