足立区では特養ホームの待機者が３８００人を超えています。 優先度の高いＡランクの待機者が１８００人は異常事態です。
日本共産党は区議会質問で毎回取り上げるとともに、予算修正案も提案して増設計画を求めて来ました。
「特養ホームは計画から完成まで３年かかるため、最低でも毎年新規計画を持たなければ待機者が増えるのは当然です。
介護保険施設の建設は、目標がなければ待機者はなくなりません。公有地の積極活用も図り、計画を早めるとともに、計画的な増設目標を持つようもとめてきました。ついに、こうした区民要望が前進し、次のような計画ができました。
★特別養護老人ホーム
◎平成23年度整備予定
紫磨園増床 特養定員５０人増 平成24年11月開設予定
新規施設 定員３２０人程度平成23年３月現在１，５８９床
平成24年度以降予定 ３７０床
★認知症対応型グループホーム◎平成23年度整備補助予定 ４か所（平成23年現在24か所）
★小規模多機能型居宅介護
通いのサービス、訪問サービス及び宿泊サービスを柔軟に組合せ、在宅での生活の継続を支援する施設
◎平成23年度整備補助予定
４か所（平成23年現在７か所）
★認知症対応型通所介護ー
◎平成23年度整備補助予定 ７か所
（平成23年現在20か所）
★施設開設経費補助
グループホーム ６か所
小規模多機能型居宅介護 ５か所
★介護老人保健施設整備予定
平成23年度２か所 計３６４床
★都市型軽費老人ホーム定員20人
◎平成23年度 １か所
私の父も89歳で認知症専門介護施設に入所しています。特養ホームに入所希望の方が３８００名になる中、やっと、特養ホームと老健施設で１５００床の計画ができたことはうれしいことです。引き続き、増設の促進に向けて頑張ります。
区議会議員 針谷みきお