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初の東京9条まつり

2010-11-09 22:09:53 | 平和・9条

11月13日、東京の9条まつりが開かれます。これは東京で憲法9条を守る運動、さらには平和・民主主義・人権などの課題に取り組んでいる個人や団体が一堂に会して、自ら主人公となって発信し、より多くの人々とつながり合うための企画です。
 大田区産業プラザを1日全館貸切りにし、たくさんの自主企画を持ち寄って、多種多彩な催しのデパートにしたいと思います。東京のいろいろな地域・職場・学園から、九条・平和・貧困・人権・民主主義などさまざまな運動に関わる多彩な企画を集めて、楽しく賑やかな「まつり」にしましょう。と呼びかけられました。

   

東京9条まつりのチラシです。足立区の北足立9条の会からも参加することになっています。作家の早乙女勝元さんも呼びかけ人として次のようなメッセージを寄せています。

 早乙女勝元(作家)
九条の会東京と、東京大空襲を切り離すことはできません。未曾有の戦禍を継承しつつ、説得力のある平和を……と思います。

北足立在住の川口貞勝(元全国民医連事務局長)のエッセイ

時の花びら

「9条の会」の小田実、加藤周一、井上ひさしの三人が逝った。平山郁夫も逝 った、時の花びらは、毎年散っていく。だが、「9条は変えない方がいい」という人が六七%になったと、五月三日の朝日新聞は報じた。

★去年の私は、山崎豊子漬けだった。▽一九七二年の沖縄返還密約を暴こうとした毎日新聞西山太吉記者を描いた「運命の人」(O九年六月刊)を読んだ。十月には映画「沈まぬ太陽」を封切日に観た。十二月には「山崎豊子自作を語る」三部作を読んだ。なぜ山崎豊子漬けになったのか。「あっ、そうだったのか山崎は、昭和という闇に挑戦していたのだ。

★沖縄、安保、社会保障などについて、日本人は、いずれ答えを煮詰めなければならない。九十八歳の日野原重明は、アメリカに通告して「十年かけて安保を解消するのを見届けたい」といっている。最後の作品 「組曲虐殺」で小林多喜二を描いた井上ひさしの思いは、「とにかく後進を信じて突っ走れ」だったとのことである。(K)川口貞勝