針谷みきおの一言 集まり処「はんの木」情報 

集まり処「はんの木」にてスマホ・パソコン教室3時間千円貸出中コカリナ教室など📱070-5458-6220へ

「猫は生きている」14中文化祭

2010-11-07 21:22:11 | 教育・子ども
本日、14中の文化祭がありました。2年生の「猫は生きている」は迫真の演技でした。
3年生は「美女と野獣」でしたが、時間がなく観られませんでした。



「猫は生きている」は早乙女勝元さんの小説で65年前の東京大空襲の残酷さを描いたものです。
昭和20年3月10日の未明、アメリカり爆撃機B29が300機以上襲来し、東京の下町を中心に焼夷弾を落とし、一夜にして10万人以上の方がなくなりました。



劇では下町に暮らす母と2人の子ども、そして猫の稲妻の家族も巻き込まれました。荒れ狂う火の中の人間の家族と猫の家族は必死で逃げますが、火の海で人間だけがなくなりました。



生き残った猫の家族が最後に語ります。お芝居を通じて、人々の怒り、悲しさ、そして親子の愛を表現しています。
原作早乙女勝元(西伊興在住)、絵、田嶋征三の絵本を劇化しています。脚本は大久保昌一良さん、作曲大友剛、中前智彦さんです。

14中の生徒さんが当時の資料を調べ、証言を聞き、物語を深く理解するように努力してきたそうです。迫真の演技には感動しました。