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区有地などの公有財産活用構想ー売却から活用へ

2010-02-02 23:43:09 | Weblog
現在、足立区と足立区土地開発公社が、区内のあちこちに保有している土地が90カ所もあり、そのうちここ数年で活用が決まっている用地は27カ所(その後4カ所増)、残りは当面活用の見通しのない塩漬け土地になっていました。



未利用の保有地 (平成20年度公社県産)
62件 5万7238㎡ かかった費用 263億1232万円
※このすべては協調融資銀行(みずほなどが出資)から長期借り入れで購入
相続などで生まれた土地を「事業目的」をつけて買い、次々と塩漬け土地を生み出したのです。
平成15年9月の「公有財産の活用構想」が策定。これにより、「売却を基本とする」として、それ以降、「活用もせず安価でたたき売る」ことになったのです。

活用もせず安価でたたき売る

塩原林間学園などは、15億円かけてつくったものを、2億円で売り出し、それでも売れずに8千万円台に下げても未だに売れていない事態。東部工事事務所跡も同様です。
日本共産党は否定されてもあきらめずくり返し「区民の貴重な財産。売却ではなく有効活用を」と強く方針転換を求めてきました。

そしてついに今年1月に「公有財産の活用構想」改訂版(案)が策定されました。そこには明確に「方針転換」とかかれています。
 もちろん、全てが改善されたわけではなく、塩原林間跡地はそのままで、昨年来、地主の相続税対策で売り出した土地を、緊急性は低いのに買ってあげることも相変わらず行っています。

土地の活用方法についてパブリックコメントを実施

1月25日の区議会でー公有財産活用構想を発表。区は財産活用の基本的な考え方を「売却優先」から「保有したままの活用を優先し、活用できないものは処分とする」方針に転換しました。
そして、新しい「活用構想」について、パブリックコメントを行い、区民から広く意見を聴取することになりました。期間は1月26日から2月24日まで。
パブリックコメントの対象となっている主な土地、建物は以下の通りです。
区民のみなさんのご意見、ご要望をお寄せ下さい。

主な未利用地の活用構想(案)    区の考え方
①旧千住第六小学校・旧千住図書館ー地域の防災機能の向上や千住西地区のまちづくり等と関連させ、一体で検討
②第十六中学校 北千住駅東口周辺地区のまちづくりや産学公連携等と関連させて検討
③旧勤労青少年寮 都の大規模改修・改築に合わせ利活用をはかる
④旧江北幼稚園 既存の園舎を活用するかを含め、引き続き検討
⑤旧入谷南小学校 医療関連施設や教育関連施設の誘致を検討する
⑥旧竹ノ塚保健総合センター 竹ノ塚周辺地区のまちづくり等と関連させて検討
⑦旧東部工事事務所 教育関連施設の誘致などを検討
⑧新田小学校 特養ホーム、障がい者施設など、福祉施設の整備を検討
⑨新田中学校 医療関連施設や教育関連施設の誘致を検討する
⑩旧西部公園事務所及び伊興職員寮 道路整備、一部は障がい者施設、残りは売却を含め活用
⑪足立西清掃事務所分室 都からの譲渡財産で利用制限がある。引き続き検討
⑫梅島3-26(公社保有地) 西新井公園の代替地として公社保有を継続。暫定利用を討。
⑬小台2-4(同) 暫定運動場として地元開放しているが、土壌汚染調査を実施。本利用は別途検討。

詳しくは資産管理部財産活用課管財係(南館9階)3880ー5841(直通) ファクス 3880ー5609 Eメールでも可