日曜の午後 行くあてもなく 車を走らせる。
風は爽やか
川を越えて 隣県を走る。
緑の芝生広がる 公園を見つける。
キャンプ用の椅子を出し 途中コンビニで
買い求めた カフェオレ ナッツ クッキーを並べて
青空のティータイム
誰もいなくなった公園で 裸足になって ひんやりした
芝生をおずおず歩く 白麻のドレスが 風にゆれる
嬉しくなって 走る 踊る 踊る
トンボが 群れ飛んでいる
指先を 空に向けていると
、、トンボが留まった。指先に トンボのかそけき感触
芝生に寝そべって 空を あおぐ
なにが起きても 怖くない 立ち向かっていける気がした
あぁ きれぎれの ケムトレイルが 三筋 四筋
空を薄く染めて 舞い落ちてくる微細な粒子
ナノアルミ ウィルス 病原体 血液の微粒子
でも 今日の この 生きている喜びを消し去りはしない
最後の夕日がスポットライトのようにわたしを照らす
たいまつみたいに ゆらゆら いのちが燃えている
ありがとう 勇気が湧いてきた みんな受け止める
土にちかく生きて つよく いきて……