リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ロックダウンで桜の季節の風景に異変

2020年03月30日 | 日々の風の吹くまま
3月29日(日曜日)。☀☀☁。目が覚めたら、うっ、まぶしいっ。今日は朝から雨のはずだったんじゃないかな。まあ、日が差して青空が広がっているのに越したことはないけど。ロックダウンの状態でも私たちの生活のリズムには変化はないし、買い物に行っても必要なものや欲しいものに不自由してないし、よく眠れているはずなのに、何だか知らないけど何となく疲れたような気分。自分でも気づかないうちにストレスになっているなんてことがあるんだろうか。でも、イライラすることはないし、くよくよすることもないし、腹が立つこともないし、我慢していることがあるようでもないんだけどな。たしかに、周囲の細かい物事にそのつもりがなくても目を留めてしまう方なんだけど、だいたいはへぇ~と能天気に反応するだけで、あとは記憶の隅っこに留め置くくらいのもの。これじゃあストレスになりようがないと思うんだけど。

窓から外を眺めていると、あちこちで木々の間にふんわかとしたピンクの塊が見えるので、ちょっとした高みのお花見。日の当たるルーフデッキの我が家の桜の木も開花。去年はひとつも花が咲かなかったのでどうしたのかと心配だったけど、今年はつぼみが過去最高の5つ。ずっと昔、札幌の実家の庭にあった桜の種を(大きな声では言えないけど)持ち帰ってカレシが育てたもので、鉢植えのままだったおかげで転居のときに持って来れた最後の1本。大雪で主枝が折れてしまって背が伸びなくなったけど、とっくになくなった実家の唯一の思い出となった桜が、春が来るたびにこうしてほんの数個でも健気に花を咲かせてくれるのが愛しい。きっといつかは新しい若枝を伸ばして桜の木らしい形になると思う。

 

 

コロナウィルス対策で不要不急の外出をしないようにとのお達しで、下の6番ストリートは週末なのに閑散とした風景。並んでいるファストフード店もコーヒーショップも着席禁止になって閑散。地元で人気のギリシャ料理屋も閉店。あっち側にスターバックス、こっち側にティムホがあるので「Coffee Crossing」というあだ名があるレンガの横断歩道も人っ子1人いないし、ティムホの外のミニ公園もテープで封鎖。非常事態下の命令で床屋も歯科も眼科も補聴器のクリニックも行きつけのサロンもぜぇ~んぶ閉店になって、ニューウェストの「中心街」はほんっとにひっそり。

 

巣作りで忙しかったはずの鳩がなぜか姿を消してしまったのは何とも不思議。夕方になると道路向かいのマンションの屋根に何十羽も集まって椅子取りゲームをしていた鳩の群れも今は1羽も来ない。カラスの数もめっきり減ったから、、食べ物屋が全部閉まったせいで食べ残しのポイ捨てがなくなったり、公園で鳩にえさをやる人がいなくなったりして、どこか他へ食べ物探しに行ってしまったのかもしれないな。そういえば、歩きながら飲み食いする人が減ったせいで、歩道のポイ捨てゴミもほとんどなくなっている。このロックダウンの風景はいつまで続くやら。


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