リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

税金は楽しいお金の使い方のうちに入らない

2019年03月23日 | 日々の風の吹くまま
3月22日(金曜日)。☁☀☁。天気が変わって来た。夜には雨になるそうだけど、「冬まではもう雪は降りません」だって。モールの外の桜も3分咲きくらいで、途中の家の前庭にあるボケも爆咲き。ニューウェストには桜自慢のバンクーバーほどの桜はないけど、窓から双眼鏡で見渡したら、もやもやとピンクや白に霞んだ木があちこちにある。春に生まれたワタシにとって、春の訪れは新たなやる気の源泉でもあるかな。生まれ年の子年の「子」は固い土を突き抜けて地表に出た芽を現したものだとどこかで読んだけど、まさに命が芽吹く春の干支という感じ。

春はまた所得税の季節。おととい毎年確定申告を頼んでいる会計事務所からチェックリストと一緒に、時間の余裕を持たせるために今月中に書類を送るようにとのメールが来たので、決算の書類作りはもう待ったなし。まず帳簿を締めるためのおととしの財務諸表と減価償却費を計算するための固定資産のリストを印刷して、とりあえず準備完了。廃業するにしても、おひとり様稼業で雇い人はいないし、商品の在庫もないし、物品・サービス税の事業者番号もとうの昔に返上済みだし、売掛金、買掛金、未払費用もすべて年度末でゼロになっているので、決算はごく簡単に済んでしまう。

年度末処理で残っているのは固定資産の減価償却くらいなもので、実際はほとんどがとうの昔に廃棄処分になったコンピュータやプリンタが定率法で償却し切れないまま残っているから、額は少なくてもこれを処分するとなると少々やっかい。おまけに所得税の計算では資本コスト控除(CCA)というのがあって、計算方法が帳簿上の減価償却とはちょっと違うからさらにやっかい。廃業するに当たってはどっちも再計算することになるだろうから、そのあたりはプロに任せることにして、月曜日にカレシとワタシの2人分の申告書類を届けられるようにしっかり準備しないとね。

それにしても、お金って、何とまあ手のかかるもんだこと。楽しいこと、うれしいこと、気持がほかっとすることに関わるものなら多少の手間は苦にならないけど、税金は額に汗して稼いだものを政府に差し出すんだから、手間ひまをかけるのは癪に障る。ピークには予算消化の繁忙期に徹夜で確定申告の準備をした挙句にカレシの年収に等しい額の所得税を取られてがっくり来たっけ。お金を使って楽しくないのは使い方が悪いからだそうだけど、税金はちぃ~っとも楽しくなぁ~い。

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