リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

めんどうな遺産処理もやっと大詰め

2019年03月22日 | 日々の風の吹くまま
3月21日(木曜日)。☀☀。春爛漫。モクレンもレンギョウも、さらには遅れるはずの桜まで爆咲き。2月は記録的に寒い月だったけど、3月は記録的に暖かな月になったりして、んっとにマザーネイチャーの気まぐれにも困ったもんだな。

春眠暁を覚えずと言うけど、夜更かしをしたわけでもないのに、2人が目を覚ましたのは8時45分。えいやっと起きて朝ご飯。我が家の朝ご飯はミューズリにかぼちゃとひまわりの種、アーモンド、オート麦のふすま、小麦の胚芽の「鳥の餌」にバナナとケフィルを加えてミルクをかけたもの、トースト、コーヒーが定番なので、ワタシが身支度をしている間に、担当のカレシは材料を載せたトレイをテーブルに置いて、フレンチプレスにコーヒー、電気ケトルに水を入れて、トースターオーブンにパンをセットして、バナナをスライスして、「朝ごはぁ~ん」。朝ご飯のセッティングがカレシの「家事」になったのは引っ越してからだったかなあ。ワタシはのこのこと寝室から出て来てテーブルに着くだけで、何とも楽になったもんだ。

今日は午前中に隣町コクィットラムの会計事務所へママの遺産処理の最後の仕事である確定申告の書類を届けに行く予定。カレシが分厚い書類の束を整理している間に、ワタシはプリンターの用紙を買いにウォルマートへひとっ走り。書類を全部コピーして、原本を封筒に入れていざ出発。何を思ったか「オレ、運転歴60年なんだよなあ」。おじいちゃんの遺産だった車を運転するために免許を取ったのが16歳のときで、ごくごくマイナーな事故だけで60年はえらい。(免許取り立てのときに近所の庭に突っ込んじゃったそうだけど。)駐車スポットを探すのに手間取って少々ご機嫌斜めになったカレシ、車を降りたとたんに「財布がない。免許証なしで運転して来た」。おいおい。運転歴60年にして免許証不所持で違反切符を切られないように、帰り道はくれぐれも安全運転でお願いね。

想定以上の時間がかかったけど、ママの最後の確定申告を済ませて会計士の手数料を払ったら、後は立て替えた経費を精算して残ったお金を3等分して送金すれば、カレシの遺言執行人の役目は完了。札幌で勤めていた昔、集金に行った取引先の老社長がいつも「銀行屋は極楽には行けないよ」と言っていたのを思い出したけど、横槍を入れた郊外の小さな支店からどぉ~んと1億円を引き出したら、さぞかし胸がすかっとするだろうなあ。

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