リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春に行き損ねた地中海クルーズに今度こそ!

2020年11月13日 | 日々の風の吹くまま
11月12日(木曜日)。☁☂☂。ぱっとしない天気だけど、近場の山並みが見えたら、おお、中腹まで冠雪。その向こうにあって、積雪が増えるにつれて頂上がおっかないゴリラ顔からやさしいヒツジ顔に変化するコクィットラム山(標高1530m)はまだ雨雲(雪雲?)の中みたい。またまた荒れ模様になりそうな予報だけど。

きのうの午後にゆったりと流れるフレーザー川を眺めながらのウォーキングで、2人して来年の夏ならクルーズに行けるんじゃないかと話していたら、トラベルエージェントのジェフから電話。どうしてる?と聞いたら、「くさってるよ」。そうだろうなあ、商売柄Arts Clubのような団体を主催者にしたグループ旅行を組んで世話役として同行したり、クルーズ会社の新しいルートの視察を兼ねて乗ったりで、もう20年も1年の半分以上はクルーズ船という人だから、陸の上で自宅にくすぶりっぱなしだと気分がくさるだろうな。でも、真っ先にSilverseaの南米クルーズの払戻しが入金したよと報告したら、「あれはキャンセルして正解だった。メディアには出て来ないけど、南米はひどいことになっているからね」。そう、出発まで後2ヵ月ちょっとではワクチンも間に合いっこないしね。

今日のジェフの用件は(一応)来年の4月下旬に延期したバルセロナとカルカソンヌのプライベートツアーをどうするか。今年春の地中海クルーズで下船した後に行く予定だったのがクルーズがキャンセルになって、クレジットをもらってあったけど、「4月はまだちょっと危ない感じがする」とジェフ。そう、ワタシもそう思って、実はSilverseaの来年のカタログに載っていた7月のバルセロナが終点のクルーズに合わせて再変更しようかと考えていたところ。南米クルーズで乗るはずだった新造船のシルバームーン号で、7月5日にヴェニスで船に乗って6日に出航、アドリア海をクロアチアのスプリットとドゥブロブニク、モンテネグロのコトル、イオニア海に出てギリシャのコルフ島、そこからイタリアの長靴の踵と底をぐるっと回って、シチリアのジャルディーニナクソスとトラパーニ、最後はスペインのバレンシア、そしてバルセロナが終点という11日間の船旅。

カレシも大いに乗り気だし、ローマよりもヴェニスの方が魅力だし、シチリアでは春に行き損なった古代ギリシャの円形劇場に行けるし、春に予定していた通りに「バルセロナ⇒南仏カルカソンヌ⇒バルセロナ」のプライベートツアーをクルーズの後に付ければ、クルーズは往復の飛行機込みのパッケージなので別にエアチケットを買う必要がなくなる。この案にはジェフも賛成で、さっそくSilverseaから見積もりを取ってくれて、「19日に何かプロモーションの発表があるから、予約を入れるのはどれだけニンジンをぶら下げて来るか見てからにした方がいいよ」。そっかぁ、クルーズ会社も客を呼び戻すのに必死なんだなぁ。ま、来年の話で鬼が笑い転げるだろうけど、そろそろ何か指折り数えて楽しみに待つものがないとワタシだってくさっちゃうもの、ほんと。


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