リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の空から~新しいカメラを(2台)買って友だちとランチ

2024年10月07日 | 日々の風の吹くまま
10月5日(土曜日)。🌧。朝から雨っぽいなあ。秋雨前線とか言うのかな。今の時期なら雨が降れば暑くなくていいかな。今日は現役時代の世紀が変わってからの一番のお得意さんだったリック先生と奥さんとのランチ。奥さんの新しいスキーを取りに行ってからホテルに来るというので、スターバックスからテイクアウトした朝ご飯を食べてのんびり。

朝ご飯を注文するのに店員の質問を理解しかねていたら(ワタシの耳には若い女性が何か口いっぱいに頬張っているようなもごもごと話す日本語はまるでどこかの外国語に聞こえる)、小さなキカイを操作して見せてくれたのが質問の通訳。それを見たカレシがそのポータブル翻訳機が欲しいと言い出して、ワタシも長年愛用して来たキャノンのIXY630が古くなって買い替えようと思っていたので、まだ昼までには時間があるからとヨドバシカメラへ。翻訳機の方はググって目を付けた機種がなかったのであっさり断念して、ヨドバシのカメラ館へ。デジカメの種類が多すぎて見つけるのに手間取ったけど、おお、IXY650がある。デザインは細かいところがほんのちょっと変わっているだけで、基本的には古い型と同じで、バッテリも同じだそうだから、改めて予備のバッテリを買わずに済むのはうれしいね。即刻買う気になったところで、カレシが「オレも同じのが欲しい。今のSLRは扱いにくいから、2つ買えるなら小さいのも欲しい」。カレシの手指には小さ過ぎるんじゃないかという気もしたけど、ワタシはシルバー、カレシは黒と2台のIXY650を(めんどうな免税なしで)ゲットして意気揚々とホテルへ帰館・・・。


キャノンIXYの昔(上)と今(下)

リック先生夫妻がホテルの玄関に着いたので、ホテルで借りた傘を持って1階へ。行った先は先生が出資ているというクラフトビールのレストラン。シカゴ式ピッツァとビールで、ここでもしっかりとおしゃべり。中学生だった頃から知っているお嬢さんはアメリカの大学を出て競馬や馬術の馬の管理をキャリアにして、オリンピック選手に付いてドイツで仕事をしていた時に知り合ったドイツ人と結婚して、今は夫婦で日本でサラブレッドの輸入や管理の会社を作って大忙しというからすごい。(ファッションモデルをしていたときは竹久夢二が描いた女性を思わせる美人だったな。)つくばからそう遠くないところに住んでいるそうで、先生は「孫」の知らせを心待ちにしているらしかった。うん、父親というのは娘がかわいくてしかたがないんだよなあ・・・。




レストランを出るのが遅くて、上野の博物館の閉館時間に間に合わなかったので、代わって谷中の界隈を散歩。お寺の多いとことで、たぬき像がたくさんあるお寺では、托鉢姿のたぬき像が持っていた鉢の中にそっと100円玉を置いてきちゃった。(たぬきにお賽銭を上げてもいいのかな?)途中で小さいけどビール好きには人気らしい出来立てのBuzzed Lambというブルワリーの直営店に入って、二階に上がってまたビール。面白い名前のビールばかりだったけど、おいしかった。暗くなる頃、奥さんが運転する車でホテルまで送ってもらって、ビール三昧の土曜日は晩ご飯も食べずに早寝して終わり・・・。








旅の空から~ふるさとを共にする親友と再会

2024年10月07日 | 日々の風の吹くまま
10月4日(金曜日)。☁。目が覚めたら6時近く。少しは普通の目覚めに戻って来たのかな。それよりもゆうべは少し遅かったし、遊び疲れていたからかな。焼き鳥屋は若い人たちに人気がある店だそうで、グループを取り仕切るビルが顔を利かせて予約を取ってくれたらしい。メンバーはほとんどがもう70代か80代で、いろんな理由や目的で日本に来て日本人と結婚したり、アメリカなどで知り合った日本人と結婚して日本に来た外国人で、何かの拍子で翻訳を始めてフリーの翻訳者になった人たち。比較的若い人たちはワタシとは初対面だけど、シニア組はかって所属する翻訳協会が主催する国際翻訳会議で飲んで騒いだ仲。ビールや焼酎を注文して、焼き鳥がテーブルに並ぶ頃には、喧々諤々の会話が沸き起こって、天井を揺るがすほどの大騒音。いや、楽しかった。

今日は釧路の出身で小学校時代から知っていたけど、中学校では同級生だったおリョウとさいたま市で会う約束。今でも長距離でつるんでいる仲間のうちで唯一東京の女子大に進学した人で、服飾品の輸入業を営んでいた夫氏と今年結婚50年。中学生でもう気っ風のいい姉御肌だった人。なつかしいねえ。大きなランチになりそうなので、朝ご飯はスターバックスのコーヒーとパン。おリョウが「新宿まで迎えに行くから南口で待っていて」というので、出口がたくさんあるけど、どれ?と返したら、「それじゃあショウナンシンジュクラインでサイタマシントシン駅に来れば出口はひとつだけだから、そこで11時に待ってるわ」。え、新都心?それで駅の出口がひとつだけ?でも、ショウナンシンジュクラインって聞いたことがないなあ。新宿駅から乗るんだろうけど、すぐにわかるかなあ。やっぱり何時にという制約があるときはウーバーだなあ。でも、埼玉まで行けるのかな。で、ウーバーのアプリ荷役の名前を入れたら、あら、行けるじゃないの。よし、こっちのほうが楽ちん・・・。

さいたま新都心駅でウーバータクシーを降りたのは約1時間後。モダンな駅があって、何か野心的な都市再開発が進んでいるところらしい。駅に上がって改札口の辺りでおリョウと夫氏とばったり再会。そのままランチに行ってひとしきりおしゃべり満開。ウーバーで来た話をしたら、「電車の方が早いのに」。そりゃそうだろうけど、お上りさんツーリストとしては、新宿駅で人ごみにもまれながらホームを探したりする暇を考えると十分に元が取れるのよね。(日本の人には、単に「ウーバー」というと出前サービスのウーバーイーツのことを指すらしい。)たっぷりおしゃべりして、帰りはさいたま新都心駅から新宿まで電車。まあ、東京の電車網の便利さが世界で比類のないことは確かなんだけど、外国人ツーリストにはその機動性について行けないところがある。目まぐるしすぎるというのかな。

またビールとおいしいランチでおなか一杯になって帰って来て、夜はもうあっさり簡単にデパ地下のテイクアウト。ここが新宿駅周辺のいいところで、適当に選んだ小さなおかず数品とビール。なぜかやたらとあちこちで赤いライトが点滅している東京の夜景を見ながら、けっこういい気分。遊ぶのに忙しすぎて「旅行記」がなかなか追いつかないけど、ま、旅の空の下の毎日は非日常だから・・・。


Sticking out like a sore thumb(悪目立ち)?