リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の空から~東京でもウーバーが使えた

2024年10月06日 | 日々の風の吹くまま
10月3日(木曜日)。☁🌧。いまだに5時すぎには目が覚めてしまう。何とかうとうとし直して起床は6時すぎ。今日の予定は夜なので、日中は「自主行動」といったところ。今日の朝ご飯はカレシが生野菜を食べたいというので、ホテルのレストランのモーニングバフェ。おひとり様3800円だけど、選択肢は今一つというところかな。和食もあったけど、焼き魚とか煮物とか漬物とか、あとはご飯に味噌汁。食べるのが目玉のクルーズ船と違って、普通のホテルだから当たり前かな。(だから朝食込みで予約しないわけだけど。)まずはオレンジジュースを取って来て、本番はカレシは山盛りの野菜、ワタシはベーコンとソーセージと(ちょっぴり「?」な)スクランブルエッグで、あとは2人ともクロワッサン1個とコーヒーという、(値段を見なければ)まあまあの朝ご飯。

カレシがなぜか急に奮起して?日本語を覚えたいと言い出して、テキストや参考書について調べてたようなので、それではとタイムスクエアの紀伊国屋書店へ。と張り切って出かけたのはいいけど、昔は紀伊国屋の玄関があったところにはニトリとかいうおしゃれっぽい店が入っていて、あれれ。本屋は6階だけになってしまったようで、じゃあ、どうやって入るのか。高島屋から入れるんだろうけど、連絡通路は何やら工事中の模様でもしかしたら閉鎖中かも。とかなんとか思案投げ首でうろうろした挙句、ニトリに入って、エスカレーターを見つけたら6階へは10時半まで止まっているようで、1階に戻ってエレベーターを見つけて乗ってみたら、6階のボタンには「ふた」がしてあって、10時30分から。そ、営業は10時30分からってことね。はい、あと10分ね。その辺をうろうろして、10時半に入り直したら、はい、営業中。日本語学習のコーナーを見つけて、目をつけていた日本語検定試験の本を見つけて、N4とN3とN2の単語の参考書をお買い上げ。はて、やる気満々だけど、続くかなあ。

今夜みんなが集まる焼き鳥屋は、最寄りの駅が「都立大学」で、駅から柿の木坂という道路を歩いて数分。というと便利がよさそうなんだけど、どうもJRの駅ではなさそうで、おまけに新宿からは途中で乗り換えがあるようだから、なじみのない私鉄の電車の時間を調べなければならないし、雨が降っているし、どうしたもんかなあ。タクシーで行こうかな。でも、それだと外に出てタクシーを探さなきゃならないし、タクシー不足という話も聞いているから、すぐに捕まるかどうかわからないし、ウーバーが使えたらいいんだけど、日本では限定的で評判はあまりよくないと聞いているし、どうしよう、どうしよう。考えた末に、ものは試しと携帯に入れてあるウーバーのアプリをタップしてみたら、あら、普通に開いて「Where to?」(どこまで?)。試しに行く先のレストランの名前をローマ字で打ち込んだら、あは、ローマ字でリストが出て来て、住所がKakinokizakaになっている店をタップしたら、現在地(ピックアップポイント)がホテル(ビル内にある会社)で、行先はレストランと表示。(表示された地図には黄色のタクシーが新宿駅に折り重なっている愉快なイメージが・・・。)

現在地を確認したら、ちゃんと近くにいる車と見積り料金と推定到着時刻と車の到着までの時間(分単位)が表示されて、あとは車を選んでOKするだけ。なぁ~んだ、確定料金を表示しないだけで、ちゃんと普通のウーバーじゃないの。料金は降りた時点でタクシーメーターの金額を請求するということで、カナダのように初めから金額を確定することはできないんだろうな。まあ、請求はいつもの通りワタシのクレジットカードに乗るから、為替レートでカナダドル同等額になる料金分の日本円を持って帰ればいいわけで、ウーバーを使えるというのはうれしい発見。これならホテルの正面玄関で待っていれば車の方から来てくれて、行先の玄関前でおろしてくれるから、雨の日には超便利。さっそく行く先への推定到着時間からコールする時間を割り出して、出かける支度をして、6時ちょっと過ぎにホテルの正面玄関まで降りて行って、ウーバーコール。車を選んで確認したら、運転手の名前(ファーストだけ)と車種とプレートのナンバーが表示されて、到着まで5分。地図が表示されて、車が刻々と近づいて来る様子がわかるのもカナダと同じで、「到着しました」という表示とともにタクシーが到着して、運転手が名前を聞く代わりに「ウーバーですね」。はいっ、よろしく。つまるところ、微妙な違いはあっても、いつも使っているアプリで東京でも普通にウーバーを使えるってことじゃないの。何だって物は試しで実際に試してみるもんだな。じゃあ、これから焼き鳥パーティに行って来よ。


旅の空から~東京はびっくり玉手箱でござる

2024年10月06日 | 日々の風の吹くまま
10月2日(水曜日)。🌤。まだ目覚めは5時で、カーテンの隙間から入って来る朝陽がまぶしい。。今日は暑くなるらしい。湿度も高いようで、船から持って来た電話番号リストの紙が、きのうまではぱりぱりしていて普通の感触だったのに、何となく湿っぽい手触りでびっくり。それ以上にびっくりしたのが、まだ船に乗っているように体がゆらゆらと揺れること。ぐらっと来たときは思わず地震かと思ってしまったけど、座っていても身体か建物かのどっちかがゆっくりと揺れている気がする。まあ、ほぼ3週間も船に揺られていたせいだろうと思うけど、ときどきよろめいてしまうから、やたらと階段や段差がある感じの東京では足元に気を付けないと危ないな。



東京の朝の始まりはお気に入りのベーカリーでしっかり朝ご飯。ベーコン、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、トースト、コーヒーのセットにオレンジジュースを添えて、2人分でざっと4500円。いちいち円とドルを換算するのがめんどうで、カナダではいくらするとか比べることはしないから、高いのか安いのかはわからない(国が違うんだから比べてもしょうがない)けど、トーストの厚さを見ると、ああ、これが日本の(洋風)朝ご飯という感じがする。まあ、東京はこと食べることに関しては楽しいところだと思う。特に「デパ地下」というところは食いしん坊の天国みたいなもので、サザンテラスから線路を渡れば高島屋のデパ地下があるし、夜には上の階にレストラン街?があって、今日はどこで食べたらいいのかと迷うんじゃなくて、あまりにもより取り見取りすぎて何を食べようかと迷ってしまう。まあ、それも観光旅行の楽しみのひとつなんだけど。



ということで、ランチは高島屋のデパ地下。エスカレーターで降りて行ったところが、紀伊国屋スーパーの入口だったようで、キノコのセールはいろんなキノコが山盛りだし、果物の売り場もミカンやリンゴが山盛り。その中にひときわ目立っていたのが三角と四角の縞もようの不思議な果物。近寄ってよぉ~く見たら、なんとどっちもスイカ!あのぉ、日本のスイカって丸くて大きいはずじゃないの?でも、このへんてこな果物はどっちもスイカで、値札には「四角スイカ」、「ピラミッドすいか」と書いてある。(その上には折に入った「ゴジラのたまご」があって、これは昔ながらのアメリカ風のすいかの形かな。)四角いスイカというのは聞いたことがあったけど、ピラミッド型なんて、いったい誰の発想なんだろうな。果物売り場にあるんだから食べられるんだろうけど、おいしいのかな。ピラミッド型なんか1個10万円もするのに、おいしくなかったら残念どころじゃないだろうにね。いや、東京(というより日本)はびっくり玉手箱もいいところ。目をまん丸くしながら紀伊国屋を「見学」して、いよいよ「デパ地下」めぐり。ここもありとあらゆる食べ物がてんこ盛りという感じで、私たちの目はまん丸。結局、ランチは寿司とキリンビールのテイクアウトにしたけど、それはそれで日本に来たなあというおいしさだった。






午後は東京にいる間に会う約束をしている友だちとスケジュールの相談。あしたの夜は前から現役時代に翻訳会議で飲んで騒いでいた仲間との焼き鳥パーティで、それ以外はオープンのままで来たんだけど、(日本語入力ができないので)ローマ字書きのテキストメールと電話のやり取りで、火曜日を除いて連日予定が入って、何やら忙しい東京滞在の観。夜は高島屋の上でイタリアンの晩ご飯の後、久しくご無沙汰のマティニを求めて、むかし定宿にしていた京王プラザのメインバーまで遠出。京都で作られたクラフトジンのマティニがめっちゃおいしくて、まだバーで飲むには早い時間だったおかげで、バーテンダー氏が日本のクラフトジンをずらりとカウンターに並べてくれて、けっこう奥の深いジン談義。うん、「カワイイ」の追求に余念のない(ように見える)東京でも、まだこういう大人っぽい時間を過ごせるところがまだあったんだ。これはうれしい玉手箱・・・。