リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今日のスパイダーマンはイケメンだった

2019年05月28日 | 日々の風の吹くまま
5月27日(月曜日)。☀☀。朝からいい天気で、ちょっと暑くなりそう。ま、来週はもう6月だもんね。ということは、1年がもう半分近く経ってしまったってことで、ほんっとに時の経つのははっやぁ~い(といつもぼやいているワタシ)。朝ごはんを食べていたら、デッキの上に太いロープがするする。窓掃除には絶好の天気だもんね。我が家の外にあるルーフデッキは面積が何と50平方メートル近く。もう1戸作れる広さだけど、実際は我が家に専用権があるマンションの共有部分で、建物が22階まで一直線に建ててから23階に4階建ての小さい建物を西側に寄せて乗せて、さらにその上に背の高い2階建ての「機械棟」を乗っけたようなへんてこな形なもので、窓や排気口の清掃など外壁の作業のときはルーフデッキが下の階にアクセスするステージになる。

ランチの時間に近くなってコンコンというノックの音。ドアを開けようとしたら、デッキに出るパティオドアの向こうに若いお兄ちゃん。超がつくくらい丁寧に「通らせていただいてよろしいでしょうか」。はいはい、どうぞ、どうぞ。非常階段を使えば、ロープでいったん地上まで降りてエレベーターで屋根まで上がるより速いもんね。後で戻って来るというので、はい、どうぞ。ランチが終わった頃にドアにノックがあって、巻いたロープやらホースを担いだお兄ちゃん「戻って来ました」。はぁい、どうぞぉ。すごい装備ねえと言ったら、「おかげさまでこれで命が助かっています」だって。ルーフデッキに出て、装備をロープにつないで南側をするする。しばらくしてデッキに上がって来て、またパティオドアをコンコン。「今日の仕事が終わりました。また通らせていただけますか」。どうぞ、どうぞ。「お礼に手すりの内側も清掃してさし上げます」。いやいや、それじゃあせっかく近道してたのに時間の節約にならなくなっちゃうでしょ。「助かりました。ありがとうございます」。いえいえ、こちらこそ。いつもいるのでまたいつでもどうぞ。

イケメンのスパイダーマンを送り出して、ワタシって相当な野次馬だなあとひとり笑い。外壁の作業があるときは、お知らせにプライバシーの保護のためにブラインドを下げておくようにと書いてあるけど、裸で暮らしているわけじゃないから、のぞかれて不都合なことはないので、我が家はいつも上げっ放し。第一に、作業をする人は清掃会社が契約したスケジュールを守らなければならないし、ガラスの汚れを見落としたりするとクレームが入るから、掃除しながら部屋の中をじろじろとのぞいている暇なんかないと思うけどね。

窓の外をロープにぶら下がって下りて来て窓越しにワタシと目が合うと、たいていの人は手を上げて「やあ」というジェスチャーをして、後は普通に手早く作業をして、するすると下の階へ降りて行く。デッキから家の中を通らせてあげるときも、きょろきょろせずにすっと通り抜けて、お礼を言いながらドアを開けて廊下に出て行ってしまう。もしかして野次馬のワタシが足を引っ張ってたりしてね。でも、一期一会だから・・・。


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