リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

いじめっ子の習近平をつけ上がらせちゃダメよ

2020年06月26日 | 日々の風の吹くまま
6月25日(木曜日)。☀☀。夏、夏。きのうクライアントから校正済みファイルの受取り確認のメールがあったので、フルタイムで「リタイア」モードに復帰。いや、1年半ぶりの(臨時の)現役復帰だったけど、実際に仕事をしたのは1年9ヵ月ぶりで、さすがにちょっとばかりきつかった。ああだこうだと忙しがっていたつもりだったけど、遊びたくさんで忙しいのと期限のある仕事で忙しいのとでは、忙しさの感覚が違うんだろうな。角度を変えて見ると、長年患っていた「ワーカホリック」が完治して、「遊び人暮らし」が板に付いて来たってことかもしれないね。遊びと言えば、日曜日にはArts Clubのファンドレイジングのショーがあって、土曜日と日曜日に分けて50人ずつ。4ヵ月ぶりの劇場での集まりで、うれしくて、うれしくて。

トルドー君が、中国で拘束されているカナダ人2人の釈放と引き換えにカナダで自宅軟禁中のファーウェイ幹部のアメリカ引渡しを巡る裁判を中止するべきだという、政治家や外交関係者から要請を拒否したというニュース。いつも中国に対して及び腰で歯がゆかったけど、今度は言ってることに筋が通っていて、ほんのちょっぴりだけ見直したな。やっと散髪できたもので頭がすっきりしたのかな。中国が2人のカナダ人をスパイ容疑で逮捕したのは、アメリカの犯罪人引渡し条約に基づく要請で中国に向かっていたファーウェイ幹部の孟晩舟を空港で逮捕したすぐ後。中国がいくらファーウエイとは関係ないと言っても、人質に取ったと言うことは見え見えだし、習近平だって孟晩舟を釈放すれば2人を釈放してやってもいいみたいなことを何度も言ってたじゃないの。

たぶん習近平は焦ってるんだと思うよ。世界に君臨したいという野望で視界が曇ってしまってるんだと思う。先進国には上っ面だけのいい顔しいで、発展途上国にはアメとムチ。相手が思い通りにならなければ脅しをかけてごり押しってのは、砂場に君臨するいじめっ子の手口とちっとも変わらないじゃないの。それが中国発のコロナが世界の経済をがたがたにしてしまった今、世界中がやっと「おい、中国、ちょっと待て」ということになって、守勢に回ったいじめっ子はなりふり構わぬ反撃を試みるけど、悲しいかな、脅しをかけることしか知らないってことを敵に見破られた、というところかな。WHOの問題で最初に声をあげたオーストラリアを経済的に痛めつけようとしたら、モリソン首相は「オーストラリアは中国なんかに屈しないぞっ」。スウェーデンが言論の自由に関する賞をスウェーデン国籍の中国系作家に授与したのに威圧、脅しで対抗し続けて来たら、スウェーデンは姉妹都市を解消したり、孔子学院を閉鎖したりしてしっぺ返し。昔から中国贔屓だったトルドー君もやっと目が覚めたってことかな。

トルドー君曰く、「ここで中国の要求に屈したら、カナダ人を人質に取ればカナダは言いなりになるという、とんでもない「前例」を作って、海外にいる大勢のカナダ人を危険に晒すことになる」。そう、いじめっ子をこれ以上つけ上がらせちゃだめなの。「お日様ぽかぽか」外交は習近平には通じないんだから。ま、ちょっと見直したから、これからはちゃんとトルドー首相と呼ぶことにするか。


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