リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

学生がン十億の豪邸を買ったって?!

2016年05月12日 | 日々の風の吹くまま
相も変わらずいい天気。いったん下がった気温もじりじりと上昇中。カレシを送り出してから
モールへひとっ走り。ここのところ自分用のラジオを買おうかなと思っていて、買うなら何よ
りも音質のいいものが欲しいから、The Sourceというチェーンの小さい店をのぞいてみるこ
とを思い立った。ここにはよく量販店にないものがあって、昔ブームボックスと呼んでいたラ
ジカセを小さくしたようなソニーのユニットに遭遇。AM/FMラジオにCDプレーヤーに何とま
あ昔懐かしいカセットプレーヤーまで!売れ残りかと思ったらそうじゃないというので、さっ
そくゲット。値段は7千円・・・。

     

今日の新聞のトップニュースは最近バンクーバーで30億円で売れた豪邸の買主の職業が
(中国人の)「学生」だったという話。ま、ブリティシュコロンビア大学のすぐそばではあるけど、
「学生」が20億円の頭金!と月々350万円!のローン返済の資金の出所が話題の焦点。
中国にいる親がお金を出して、子供に買わせて住まわせておけば放置するよりもいいし、
ほとぼりを冷まして売れば、子供の「主たる住居」ということでキャピタルゲインは非課税。
バンクーバーの住宅価格がボロ家でも1億円を超えるようになった原因はどこにあるの
か?そんなこと庶民はとうの昔にわかっているから、今さら大学の先生や銀行の偉い人に
言われてもねえ・・・。

つい先週は庶民がバンクーバーでマイホームを持つのは夢のまた夢になったという記事が
あって、これも今さら何を言っているんだというという感じ。でも、いくらがんばっても戸建て
を買えないので、やむなく2寝室のマンションで2人の子供を育てているという夫婦を引き合
いに出していたけど、夫がエンジニアで妻が弁護士という、比較的高収入で意識が高そうな
インテリのカップル。政府は手をこまねいているだけだと批判していたけど、国籍や人種や
規格外人間を対称にするように見える政策を社会派活動家が片っ端から「レイシスト!」と
非難するのを(ずる)賢い政府は何もできないことの暗黙の口実にしている可能性はないの
かな。

プライドの高いバンクーバー人には見向きもされなかったニューウェストでも、戸建ての中
古住宅のほとんどが1億円の大台に乗った。バンクーバーがダメなら郊外へ、戸建てがダメ
ならマンションという流れになるんだろうけど、はて、マイホーム難民の問題は1年後に迫っ
た州議会総選挙で最大の焦点になるのか・・・。

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