リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

9月のクルーズは詳細を最終確認、エアコン問題はやっと前進

2024年08月08日 | 日々の風の吹くまま
8月7日(水曜日)。☀。あ、また暑くなりそう。きのうはほんとに涼しいなあと思っていたら、最高気温は22度。ほんとにもう、どっちかにしてほしいもんだな。天気サイトを見たら、今日はまた気温が上がって、明日は29度、金曜日は28度、土曜日は26度と夏の陽気だけど、日曜日には24度、そして月曜日には22度で雨、火曜日も雨で21度。その後はまあ何とか平均的な気温。もっとも、このサイトは外れる確率の方が高いんだけど。

トラベルエージェントのジェフから電話が来て、クルーズのホテルと帰りの飛行機の予約の確認。船が出るのは来月12日で、前日の11日にバンクーバーのダウンタウンのホテルにチェックイン。(その夜はArts Clubの新シーズン第1作のオープニング。)予約はdoor-to-doorなので、Silversea差し回しの車で行きはマンションの自宅からホテルまで、帰りはバンクーバー空港から自宅まで送迎と言うことで、来週には送迎サービスのBlacklaneから連絡があるはず。つまり、東京では船からホテルまでとホテルから羽田空港までの足は自前ってことで、航海中にコンシエルジュに相談して少なくとも船からホテルまでの足を手配してもらう、と。東京でウーバーを使えるかどうか調べてみたけど、何か今いちよくわかんない・・・。

ジェフが最終的に更新した書類を送ってくれたのでさっそく印刷して古いのと差し替え。バンクーバー出港は12日の午後7時から6時に変わっていて、北上してフィヨルド巡りの後、アラスカではケチカン、ジュノー、スカグウェイ、シトカ、コディアク島に寄港し、20日からは当初予定のダッチハーバーには寄らずにそのまま太平洋横断。日付変更線を超えるのは24日で同時に25日ということにになり、日本では27日に釧路、28日函館、29日宮古と寄港して、終点の東京クルーズターミナルに到着するのが10月1日。定宿みたいになっているセンチュリーサザンに腰を落ち着けて、6年ぶりの日本の休日を過ごした後10月10日に羽田空港からANAで帰国。一番長いクルーズだけど、無料のツアーの予約はケチカン、シトカ、函館、宮古の4ヵ所だけにして、釧路で小学校時代の友だちに会う以外、とにかく去年就航したばかりの船の上でのんべんだらりのぐうたら三昧で行くつもり。(バーとラウンジが10もある!)予約してあるツアーとレストランのリストをダウンロードするのにSilverseaのサイトにアクセスしたら、「船出まで36日」と出て来て、急に何か忙しない気分になって来たから笑っちゃうね。旅行に出る前はいつも「静けさの前の嵐」・・・。

午後にマンション管理会社の担当エージェントのジェイソンからメールが来て「前進しそうですよ。改めて許可申請を出してください。私が迅速に必要な手続きをします」。へえ、バケーション三昧だったコンサル氏もやっと仕事をする気になったのかい。でも、レポートを読んでみたら、業者のベザードが質問への回答や追加説明、排水口の写真を送ったにも関わらず、前回のレポートと同じ内容で、同じ質問や要件がずらり。なぁにやってんだろうね、このコンサル氏。でも、ジェイソンのメールをすぐにべザードに転送して、今夜申請を出すのでそちらでも飛び付いてください、コンサル氏は修正した計画書を読んでいないようなので改めて詳しく説明してあげてくださいとお願い。最後に最初の申請から3ヵ月も経ってしまったけど、辛抱強く付き合っていただいて感謝していること、9月初めには私たちも1ヵ月のバケーションに出る予定で、ン百万円のペナルティがかかるため変更できないこと、したがって工事を完了するまであまり時間が残っていないのでご協力お願いします、と書き連ねて、ジェイソンにCC。ほんとにもうぎりぎりなんだから。エアコンが付いたら雪が降って来たなんて滑稽なことにならないようにしてもらわないとね。でも、ひとまず肩の上のお荷物がひとつ下りた気分・・・。


天災、人災、政災~最近の災いは忘れる暇がない

2024年08月08日 | 日々の風の吹くまま
8月6日(火曜日)。☁⛅☀。連休明け。なぜが2人揃ってぐっすり眠ってしまって、カレシに小突かれて目が覚めたらもう9時。あれ、薄曇りの空模様で、何だか涼しいねえ。今日の予想最高気温は何と22度。まっさかぁ~。今は8月だよ、8月。風薫る5月じゃないのよっ。

それにしてもよく眠ったもんだ。そんなに疲れていたのかなあ。それとも、寝ている間に天気が変わって涼しくなったせいかな。朝ご飯を食べながら、新聞メディアをチェックして、イギリスの荒れ模様にびっくりするやら、きのう大騒ぎしていたニューヨーク市場が上げ調子で始まって呆れるやら、まあ、世の中は相も変わらずのしっちゃかめっちゃか。だだっ広いカナダの西の端は世界の時間帯の端っこなもので、世界情勢がいつも先へ先へと進んで行くのを後ろで眺めているような不思議な気分になるな。それにしても、イギリスで続発する極右の暴動はどうなってるんだろう。ご多聞にもれず若者が利用するTikTokやインスタグラムのようなソーシャルメディアが一役買っているようで、反ユダヤ、反ムスリム、反難民、「反何でも」という感じ。警察は投稿されて拡散される画像を分析して首謀者や参加者を割り出しを計っているとThe Guardian紙が報じていた。

足元のBC州では、巨大な山崩れがチルコティン川を塞いでできた11キロに及ぶ湖に溜まった水がダムを越えて下流に流れ始めたのがきのうの朝。怒涛のような激流が立ちはだかる土石の山を掘り、川岸を削り、立っている樹木をいとも簡単に引きずり込んで、午後には本流のフレーザー川に到達。明日の午後にはバンクーバーから150キロほど上流のホープに達する予想で、ニューウェストミンスター市では1ヵ月前にエスターと散策していたあの川岸の遊歩道を無期限閉鎖。この辺りまで来れば川幅が広がって氾濫の可能性はほぼないということだけど、最大の懸念は濁流が運んで来る莫大な量の土石や倒木。川向こうにはコンテナ埠頭があっていつも貨物船が停泊しているし、川中のアナシス島には自動車ターミナルがあるし、さらにこっち側のルル島にはニューウェストの「飛び地」クィーンズボロ地区があるし、大きな艀を引いたタグボートが1日中川を往来するし、魚釣りのボートもいる。根こそぎにされた大きな針葉樹がそのまま流れて来るわけで、そんなのにぶつかられたら小さなボートはひとたまりもないし、架け替え工事中のパタロ橋だって甚大な被害を受けるだろうな。上流ではさらなる地滑りが心配されているそうで、自然災害とは言え・・・。


フレーザー川へ向かう土石流
夜になって、バンクーバー市内のウェストサイドで完成間近の木造6階建てのマンションから出火して、猛火で建設クレーンが倒壊して、送電線やトロリーバスの電線を切断し、ガス管が破裂して火を噴くという騒動になり、猛火が火災旋風を巻き起こして道路向かいの建物の外壁が融け、大量の火の粉や燃えさしが周辺の住宅に降り注いで、数戸に延焼中。あの辺は中流の上くらいの高級住宅地で、ずっと昔ワタシの上司が(もっと高級なところに豪邸を建てる前に)住んでいたところ。燃えている建物は最近増えている6階建ての木造集合住宅だそうで、いくら技術の発達でコンクリート造より安く早く住宅を供給できると言っても、木造は木造だから考えさせられるな。なぜか昨今は建設中の建物の火事が増えているような気がしていたけど、今日は市内で午後の短時間に(去年の火事の後放置されていたアパートを含めて)何件もの火事が発生したそうで、消防と警察は関連性を調べているという話。うん、何だかきな臭い・・・。