リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

民事裁判でも陪審員はまっぴらごめん

2023年06月28日 | 日々の風の吹くまま
6月27日(火曜日)。☀⛅。何かきのうは充電器の一件で気分的にストレスになったのか、カレシに突かれて目を覚ましたらもう8時45分。しっかりと晴れているけど、予報ではしばらくの間はあまり暑くならないらしいのがいい。今日はいの一番に、きのうケイトお姉ちゃんが送ってくれたメールアドレスに「友だちに招待されたので、ジャズ鑑賞会に出席したい」というメールを送って、返信にあった番号に電話して会費を支払い。

ずっとだらだらしているうちに買い物の時間になって、帰りに郵便箱から取って来た封書を見たら、何と裁判所からの陪審員召喚状。これで4度目だよ、もう。カレシなんか一生に1回しかなかったのに、何で?最初に召喚状が来たのは1990年のことで、フリーランスの個人事業を始めたばかりで、ビジネスが立ち行かなくなると嘆願?して免除してもらって事無きを得たっけ。あれは刑事事件(陪審員12人)だったから、いつ終わるかわからない裁判に延々と突き合わされて、有罪、無罪を決める評議が紛糾でもしたら、合意に達するまで家に帰れないことだってあるわけで、商売上がったりになっちゃうじゃないの。その後の2回はどっちも民事裁判で、どっちも陪審員(民事の場合は6人)を選ぶ前に和解だか示談だかで解決してお払い箱。あのときは冷や冷やしたっけな。陪審員になれば何がしかの日当は出るけど、駆け出しフリーランスのワタシの1時間の収入にも満たないくらいの小粒の雀の涙。現在でも最初の10日は1日2千円、11日~49日は6千円、50日目以降は終わるまで1万円で、最低賃金が1時間1700円弱であることを考えたら、ぜぇ~んぜん割に合わない!



召喚状には、陪審団選任のため、州最高裁ニューウェストミンスター裁判所に、8月8日午前9時15分に出頭せよと書いてあって、選任された場合は同日から約14日間と推定される民事裁判で陪審員を務めることになるらしい。おい、その日はカレシの誕生日じゃないの。冗談じゃないったら、もう。でも、そこは良くしたもので、陪審員を務めるのは市民の義務ではあるけど、召喚状の下の方にある拒否の理由の中から、「私は65歳以上であり、今回及び将来においても陪審員を務めたくありません」と言う項目にチェックを入れて返信封筒で送れば、自動的に免除されることになっていて、カレシに召喚状が来た時その規定で永久に免除してもらった。今回はワタシもこのありがたい規定に該当するから、さっそく太いフェルトペンでばってんを書いて、封筒に入れて、はい、さようなら。ほんとにお騒がせもいいところだな。

でも、刑事裁判と違って、民事裁判での陪審員の日当や経費は訴訟の当事者が負担することになっているので、裁判に14日もかかると予想されているこの訴訟、相当大きなお金が絡んでいそうだな。どんなものか興味がわくけど、それでも陪審員はやぁだっ。ま、将来の陪審義務も免除と言うことで、やれやれ、めでたし、めでたし。ほら、サレーの高層ビルが夕日に燃えているよ。





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