リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

非常事態にも希望の光が見えてきたらしい

2020年03月28日 | 日々の風の吹くまま
3月27日(金曜日)。☂☁☂。もう3月最後の週末。ライオンのごとくやってくると言われる3月だけど、月初めにはまだクルーズに行くつもりで準備をしていたし、ついでに来年の南米クルーズに予約を入れたし、ドイツでトイレットペーパーやスパゲッティの買いだめが起きていると聞いて、Save-On-Foodsのトイレットペーパーがぎっしりの棚を見てはへぇ、何でぇ~とのんびりしていたっけ。それが突然、トイレットペーパーが消え、いろんな食品が消え、初めて市中感染が報じられ、social distancingという耳慣れない言葉が飛び交うようになり、劇場の灯が消え、パブやバーがドアを閉じ、レストランが持ち帰りと出前だけになり、地中海クルーズはキャンセルになり、州政府が非常事態を宣言して、外出や人の集まりの自粛要請が出され、それが命令による行動制限になり・・・と、あっという間に怒涛のような展開で、ほんとに暴れまわるライオンのごとし・・・。

でも、きのうは、感染の拡大と必要になる病床数を予測するモデリングを震源地の湖北省、韓国、イタリアと比較したところ、BC州の感染拡大カーブが韓国のそれに似ているということで、イタリアのような大惨事には至らずに済みそうだと言うニュースがあって、今日は感染の増加率が予想された24%から12%に下がって、物理的距離を確保するための様々なルールが効果を現し始めている兆しがあるというニュース。それでも、州政府は最悪のシナリオにも備えているので、希望の光が見えてきても、ここは気を緩めずにみんなでもうひと踏ん張りしよう、とボニー先生が言うと、よっしゃぁ~という気になるから不思議。

食料品の買い物は「不要不急の外出」には当たらないし、別に自粛しようというわけでもないんだけど、今週からいつも毎日だった買い物をできるだけ1日おきに行くようにしてみた。というのも、冷蔵庫もフリーザーも貯蔵用の冷凍庫も満杯で買いだめのしようがないことに気が付いたから。どうしてだろうと考えて思い当たったのが、トートバッグをやめてショッピングカートに切り替え、店内でもキャスター付きのレジかごを使うようになったこと。どっちも引っ張って歩けて楽だし、運べる量が増えたので、ついついセールにつられたりして余分な買い物をしていたらしい。おかげで冷凍庫には半額セールで買い込んだ骨付きラムや鴨の足、脂身が少なく2人分に分けやすいリブアイステーキ、大西洋サケのロックスなどが溢れているから、我ながら呆れるな。

カレシに冷凍庫がいっぱいで買いだめできないと言ったら、「どんどん食べればいいじゃないか」。でも、ご馳走作りを思い立ったときに使うつもりだったので、何だかぜいたくな感じがするなあ。冷凍庫の隣に旧居のキッチンの古いキャビネットを積んで作った食品戸棚にも、あらら、いつも予備を買い置きしている食品でいっぱい。というわけで、よし、これから当面は買いだめの逆を行って「買い控え」。思いがけず自分の買い物の習慣を見直すことができたのはロックダウンのおかげかな。


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