リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ふと見上げたら珍しい鳥の群れ

2016年06月04日 | 日々の風の吹くまま
寝室の中があまりも明るくて早々と目が覚めてしまった。時計を見たらやっと午前5時を過
ぎたばかりじゃないの。でも、これが今の日の出の時間で、冬至の頃と比べたら3時間も早
くなっている。予報の通りに朝っぱらから暑くて、午前中でもう20度を超えて、おまけに何と
なく湿度が高い感じ。関東ではもう梅雨入りしたと言う話だから、30度になったら蒸し暑くて
タイヘンだろうな。でも、おととし会議で東京にいたのが確か今ごろで、梅雨に入っていたと
思うけど、話に聞いていたような「しとしとじとじと」じゃなくて、何だか南洋のスコールみたい
な降り方だったのでびっくりした。これって気候変動なのかな、と・・・。

 

ひと仕事が終わって、ふと空を見上げたら、華麗に舞う見たことのない鳥の群れ。大急ぎで
ズームにして写真を撮ったけど、ずいぶん高いところを飛んでいるところを見るとかなり大
型の鳥なんだろうな。何だろうね。羽が黒いから白鳥じゃなさそう。ツルかな?でも、真っ白
だからsandhill crane(カナダヅル)でもなさそう。写真をPCに落として拡大して見みるとくち
ばしが大きい。ググッて出て来たAmerican white pelican(アメリカシロペリカン)によく似て
いるんだけど、南カリフォルニアやメキシコ湾岸に生息しているそうだから違うのかな。でも、
アルバータ北部で営巣して、アメリカ南部に越冬しに行くと書いてあったりするし・・・。

いろいろ調べても結論が出なかったので、バードウォッチングが趣味の弟のジムに写真を
送って聞いてみたら、「アメリカシロペリカンだと思う。ここまで飛んで来るのは珍しいけど、
気候が変わればあり得るね」との返事。へえ、ペリカンがあんなに大きいとは知らなかった。
オレゴン州やワシントン州にはカッショクペリカンがいるけど、あれよりもずっと大きくて、翼
を広げると3メートル近くになるんだそうな。巣作りの季節の終わりに近いらしいけど、もし
かしたら北へ渡って行く途中だったのかもれしないな。群れを成して高々と飛んでいる姿は
すばらしかった。

それにしても視野や視点が変わるとそれまで見えていなかったいろんなものが見えるから
すごい。長いもぐら暮らしの間にいったいどれだけのものを見逃して来たのやら。空が見え
るところで暮らしたいと駄々をこねて引っ越してほんっとに良かった。

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