リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

自分の中の声を聞いてあげなきゃ

2017年07月20日 | 日々の風の吹くまま
7月19日(水曜日)。晴れ。風向きが変わったようで、けさは森林火災の煙でかすんでいた
山並みの稜線がくっきり見えている。ゴールデンイアーズの雪渓がはっきり見えるし、ガリ
バルディ山脈の残雪もきれいだし、真っ白なベーカー山もすっきり。おとといの夕方は我が
家から一番近くに見えるシーモア山(1450m)までがもやっとかすんでしまっていた。煙は
遠く東のオンタリオ州まで流れて行くらしいけど、メトロバンクーバーの大気汚染注意報は
解除。今夜には雨の予報(といっても3~5ミリくらい)。

けさはよぉく眠っているところをカレシに起こされて、しばらく寝ぼけ頭。朝が静かになったお
かげでほんとによく眠れている感じ。仕事を抑えていることも相まってストレス度も下がって、
食べて飲んでには変わりはないけど、体重が1キロ減って1年前のレベルに戻った。ストレ
スにはかなり強い方だけど、ストレスに曝された状態が続いているうちに、生活習慣は変わ
らなくても基礎代謝が低下して体重が増えて来る。基礎代謝のレベルは夜寝る前と朝起き
抜けの体重の差に現れるので、元気いっぱいのときは1キロ以上になる差が500グラムく
らいになったらストレスが溜まっているぞぉ~というアラーム。

基礎代謝率が高いと言うことは体のシステムが順調に機能しているってことで、自分の健
康状態を測る指標になる。ワタシは子供の頃から「蒲柳の質」みたいな感じで、やたらと熱
を出したり、親を慌てさせるような病気をしたり。カナダに来て結婚してからも原因不明のし
つこい咳に悩まされたり、カレシを慌てさせるような病気をして来たんだけど、中でも咳はあ
らゆる呼吸器疾患の検査をした挙句に「心因性と思われる」。それが、闇を抜けた55歳ご
ろを境に嘘のように健康になって、膝の手術をした6ヵ月後に10キロマラソンを65分で完
走できたくらい。

つまり、それまでストレスに耐えかねた自分の体の悲鳴を聞いてあげていなかったというこ
とだと思う。自分の中の助けを求めている悲鳴は外には聞こえないんだから、自分が自分
の唯一無二の「親友」になって耳を傾けてやるべきであって、自分の心身の健康(も人生も
幸せも何もかも)を管理できるのは自分の中の「自分」しかいないんだとわかったときにはも
う還暦になっていた。人間って、自分の声に耳を傾けて大事にすることで、年齢に関係なく
心身ともに健康でいられるということだと思うな。

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