リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ポイントカードをゲーム感覚で使うと節約できるのかな

2022年01月26日 | 日々の風の吹くまま
1月25日(火曜日)。🌫⛅☁。またすっぽり霧の中で、向かいのマンションすら見えない。出ずっぱりの濃霧注意報は3日目。生まれ故郷の釧路の霧(ガス)は塩気を含んでじっとり重たかったけど、こっちの霧はいたって軽くてどんより感がのが大いに違うところかな。でも、釧路の霧には釧路の霧に特有の風情があって、ワタシの原風景のひとつ。立ち込める霧の中での草野球ではボールがよく見えないこと多くて、フライなんかどこに上がったのか皆目見当がつかないから、キャッチできなくてもエラーにはならず、かと言って普通のヒットにすると故意に打ち上げて打率10割を狙う輩が出かねないと思ったのか、「霧安打」とか「霧ヒット」と呼んで区別していたっけ。霧のおかげのラッキーなヒットであって、キミのバッターとしての腕前じゃないんだよってことかな。遠い、遠い、ほんっとに遠い子供時代の話。

まあ何はともあれ、今日はまずクレジットカードの支払いをして、午後の買い物でどれだけポイントを使えるかの算段。去年から日用品の買い物は2日か3日おきということにしたら、1回の金額が大きくなってポイントが貯まること、貯まること。でも、ポイントで買えるものにはワタシが日常的に買うものがあまりないのが、このポイント集めゲームのネックというところ。でも、特に一定の金額以上を買ったときに付くVIPポイントは木曜日から水曜日までのサイクルなので、ここは一計を案じて、木曜日か金曜日は常に必要なものと週末に使うものをまとめ買いしてポイントを稼ぎ、週明けはポイントで買えるものを予めチェックして行って、必要なものやめったに買わないものを仕入れるようにしてみたわけで、今日は1万7700点使って買いたいものを買って来たから、ゲーム感覚でのショッピング戦略は成功したと言うべきかな。

ポイントカードがあれば、一定のところで一定の買い物をすると一定の価値を持つポイントがもらえるわけだけど、要はオールインクルーシブ方式(実質的に前払い方式)の一種のようなもので、誰かが純然たる厚意で「無償でくれている」と思うなら、それはおめでた過ぎるってもの。だって、自己肯定感にはプラスになるかもしれなくても、くれる方は消費者にポイントを増やすために不要なものまで買わせようという魂胆なんだから、どうしたら前払いした分(獲得したポイント)を目いっぱい取り戻せるかを考えないとね。そこんところは、相手が仕掛けて来たゲームなんだから、こっちもそれを逆手に取ってゲーム感覚で利用すれば、気分はいいし、家計のコスパも良くなるし(と思うけど)の一石二鳥。元々毎回レジでカードを持っているか聞かれるのにうんざりして作ったポイントカードだけど、ものは考えようの使いようしだいってこと。

これも節約術のひとつと言うのならそうなのかもしれないけど、もう30年以上もどんぶり勘定で家計を回して来たもので、あまりピンと来ないかな。新婚時代にはまだ家計簿なんて売っていなかったから、自分で日本式のを作ったもんだったけど、何しろカツカツの貧乏暮らしで買えるものが少なかったせいか、せっせと節約した記憶がないし、共働きの生活が落ち着いた頃には月々の収支を把握する程度になっていて、自営業になってからは仕事で手一杯で銀行の残高をチェックするのがやっとのまったくのどんぶり勘定。幸い忙し過ぎて稼ぎを浪費する暇がなかったんだけど、節約観念を育てる暇もなかったみたい。どう見たって家計管理の担当者としては「失格」だろうと思うけど、それでも悠々自適の老後に辿り着けたんだから、終わり良ければすべて良しってことでいいんじゃないかな。


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