リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マンションのリフォームはハンディマンの腕の見せどころ

2021年01月24日 | 日々の風の吹くまま


1月23日(土曜日)。☀☀☀。ゆっくり寝て起きて、さて朝ご飯というところで、ベーカー山の山頂近くから盛大な日の出。外の気温はマイナス3度だって。夜にはほんとに雪になるみたいで、次の週末近くまで雪と雨の鬩ぎあいという予報。やぁだっ。でも、そんなことを言ってはいられない。9時半過ぎにステファンとマーティンが来て、それぞれに内側の石膏ボードを取り付ける作業とタイルを張る作業を始め、ワルデマーが途中で調達した資材を抱えて来たのは10時過ぎ。「いやぁ、混んでいて、入るのに行列で待たされたよ」。あ、コロナでDIYプロジェクトに目覚めた人がたくさんいるそうだから、土曜日の今日はホームセンターが混むのも不思議はないな。

作業が進んでいる間に、ワルデマーと次に取りかかるシャワーブースのリフォームの相談。寝室に付属しているのは普通のシャワーヘッドを使うので特にデザインは不要だけど、もうひとつはバスタブを撤去した後にホテルにあるようなシャワーブースを作ろうということで、デザインから始めるゼロからの出発。既製のシャワートレイはサイズが合わないので、コンクリートでトレイを作って、中にベンチを作って、タイルを張って、ガラスのドアを付けての大仕事。幸い天井がダクトを通すために15センチほど低くなっているので、オーバーヘッドシャワーをベンチの上に付ければ、ベンチで温かな「雨」に打たれて風呂に浸かるようにのんびりというイメージで、高級ホテルのおしゃれなシャワーブースみたいな感じになるかな。バスルームは2つあるから、不便を最小限にするためのタイミングの問題はなし。

3人が別々の作業を同時に進めるもので、けっこう広いバルコニーは道具や材料でいっぱい。何でも屋(ハンディマン)のワルデマーとステファンは、園芸ルーム側の石膏ボードの取り付け、石膏ボードのテープ貼りとパテ塗り、電子レンジを置くためのフリーザーと小型冷蔵庫とは別の回線のコンセントの設置(キッチン側からコンクリートの柱の裏側を通して配線)と、マーティンがタイルを張っているそばをすり抜けて行ったり来たり。でも、いつもチームを組んで仕事をしているようで、狭いところでも見事なくらいに手馴れたもの。工務店だったら電気のことは電気屋を呼び、配管は配管屋を呼ぶから、想定外のびっくり玉手箱の連続の状態では、こんな具合にすいすいとは進まなかっただろうな。







ワルデマーが2時過ぎに引き上げ、午後3時過ぎにはステファンとマーティンが、通せんぼにならないように一部だけに貼ったタイルを朝まで踏まないようにという指示を残して帰って行って、月曜日までひと息。晩ご飯のしたくをするのに、玄関脇においた冷蔵庫とキッチンのカウンターの間を行き来するのに、タイルを避けてケンケンパ。アイランド側はタイル1列分の隙間があって普通に立てるけど、レンジ側は2列敷いてあるので足を下ろせるのはわずかな隙間だけなので、タイルをまたいだままの格好で料理。電子レンジはちょっと苦労したけど、けっこういい運動になるな。不便と言ってしまえば不便な状態ではあるけど、なぜかこの「非日常」を大いに楽しんじゃっているのがワタシ。妙にエネルギーが沸いてくるからおもしろい。


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