リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

思い込みも夢もそれだけでは・・・

2018年12月19日 | 日々の風の吹くまま
12月18日(火曜日)。曇り。今日と明日は次の嵐の前の静けさらしい。それにしても次々とよく来るもんだね。この分だとクリスマスもお正月も雨、雨、雨かな。でも、楽しみにしていた長靴が届いたので、今日は勇んで買い物にでかけたんだけど、かさばるものがあったので2度に分けて行ったのに、雨、降らなかった・・・。

暇なのでネットをぶらぶらしていたら、日本に「高学歴就活難民」と呼ばれる人たちがいるという記事。高学歴って、要は大学卒のことでしょ?少子化で売り手市場になっていると思ってたけど、猫も杓子も一応「大卒」のおかげで高学歴が余って来たからなのかと思ったら、何と就職に有利なはずの超一流ブランド大学のTOEICのスコアが900点とかいう学生の話だったのでびっくり。嘘かほんとか知らないけど、ブランド大学に入ったから当然大企業に就職するものと思い込んでいたら、面接で型にはまった答しかできなくて、ことごとく撃沈したらしい。カレシにその話をしたら、「ボストンにいるリリーとそっくり」。リリーはボストンの大学でビッグデータ分析を専攻して修士課程を終えたばかりの中国人の女性で、現在アメリカで就活中だけど、今のところ連戦連敗だとか・・・。

カレシ曰く「自分で何をやりたいのかわかってないから、面接まで行ってもアピールできないんだよ」。せっかく将来性有望な専門分野で修士号を取ったのにもったいないなあ。「従兄弟がグーグルに勤めているから自分もそこに就職しようかなあって、世間知らずもいいところ」。うん、夢見る夢子ちゃんなのかもしれないね。「夢と言ってもアメリカで働きたいってだけじゃどうにもならないよ」。そうだろうね。もっと具体的な「夢」に向かって努力するんじゃなければアメリカは厳しいな。昔「夢を持ち続けていれば叶う」とか何とか言うのを鵜呑みにして、「海外に住むのが夢なのぉ~」と目の中キラキラ星だったオンナノコたちをたくさん見たけど、今頃は50代が目の前に迫る年になっているはずの彼女たちの何人が実際に夢を叶えて、そのうちの何人が夢の結果に満足しているんだろう。

まあ、人間、若い頃は自分の人生に夢を持った方がいいとは思うけど、そういう夢は目をキラキラさせて見ていれば叶うってもんじゃないよね。運と言う要素もあるだろうけど、他力本願では叶う見込みはまず限りなくゼロ。何よりも着実に努力を重ねて行くだけの持続力がないと・・・。

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