リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

楽しむための投資哲学と味わうための老後哲学

2023年10月08日 | 日々の風の吹くまま
10月7日(土曜日)。☀。感謝祭の連休初日。まるで初夏みたい。きのうは22度まで行ったそうで、今日も20度を超えそうな陽気。空は抜けるような青さだし、空気はきれいだし、ほんとにいい気分。聞くところによると日本も連休らしい。中国なんか大型連休が終わるところで、まさに秋は行楽シーズン。

急落していたガソリン価格は、今日もまたちょっと下がって174円。三連休でみんなどこかへ行ってしまったようで、スタンドはあまり忙しそうには見えないけどね。だいたいは連休の直前に値上がりして、連休入りしたとたんに下がることの方が多いのに、ほんとに予想外の値動き。もしかして、サウジアラビアが原油増産に踏み切るかもしれないというニュースが流れているのと関係があるのかな。債券市場の低迷で今月に入って春のレベルに落ち込んだワタシの老後の虎の子も、きのう今日でかなり上がって、夏の水準に戻りつつある感じだけど、これも関係があるのかな。値上がりしている時はお金に楽しんでもらって、値下がりしたら、今度はワタシがそのお金を楽しいことに使う、というのがワタシの投資哲学なので、損切りもかねて共有口座から少しお金を出そうかな。でも、投資家心と秋の空は・・・。

ウォーキングに行って来たら、後は1日のんびりを決め込むことにして、翻訳原稿を見直したり、カメムシ退治に精を出したり、クロスワードパズルをやったり。晩ご飯と寝酒だけをスキップするプチ断食の日なので、ランチは定番になりつつあるベーコンときのこのオムレツ風スクランブルエッグ。スーパーのベーコンは「煙風味」の燻製液に漬けて作ったものだからべちゃべちゃだし、1枚100円くらいの超厚切りでもまだ水っぽいんだけど、向かいのヴィクターの店で売っているのは本物の煙でしっかりダブルスモークしたものなので、水っぽさがなくて、焼けばいい脂が出て、歯ごたえがしっかりしているので、スーパーの超厚切りとほとんど同じ値段でも品質は格段に上。普通の朝ご飯なら1人22枚とか焼くだろうけど、スクランブルなら細切れにするから2人分で2枚、多くて3枚。まあ、余生のあるうちにおいしいもの、好きなものを堪能しようというのがワタシの老後哲学で、年を取って食べる量が減れば、単価の高いものでも結果的には概ねプラマイゼロで、幸せ気分は倍増。

土曜日と言うことで、きのこ屋のマットにまだ松茸があるかとテキストしたら、「あるから、マーケットの帰りに寄るね」という返事。ニューウェストのマーケットに来るきのこ栽培が本業のポールとは山から採って来るきのこが違うので、2人から買えばバラエティが広がって、言うことなし。今日持って来たのは松茸と小ぶりのシロカノシタ(アンズタケ)で、マットが車から降ろしたバスケットの松茸はかなり大きくなっていて、傘が開いたのも多いけど、香りはまだたっぷり。(価格は急降下。)ぶっとい軸は何種類も一緒にして作るきのこブロスに加えれば、贅沢なコクのある風味。太いのと小さいのを合わせて6本選んで、シロカノシタは両手いっぱいにざっくり2杯。合計を聞いて、来週の土曜日に見られる部分日食の話やパリのトコジラミ騒動の話をして、じゃあねというところで、マットが裏庭で採れたという小ぶりでつやのある桃を2個くれた。ありがとぉ。ほんと、味覚の秋は贅沢な味が満載で、感謝祭のご馳走、どうしよう・・・。




グルメきのこ、今6種類(松茸、シロカノシタ、シャンテレル、シイタケ、ヤマブシタケ、ヒラタケ)

秋の空はカメムシとタカとカラスと飛行機

2023年10月08日 | 日々の風の吹くまま
10月6日(金曜日)。☀。うわ、いい天気。短い週の終わりで、明日からまた三連休。窓の下のガソリンスタンドの表示は1リットル何と176円。たった3日くらいで30円も値下がりなんて、連休の前は値上がりすることの方が多いのに、いったい何が起きているのやら。さすがに行列と言うほどでもないけど、わりとひっきりなしで車が出入りしている。連休に遠出するのかな。

急に晴れて気温が上がったせいか、今日はやたらとクサギカメムシが飛んで来て、日が当たって温まった窓ガラスにへばりついてうろうろ。冬越しできそうな穴場を探しているってことだけど、ふと窓を見た時にこんなのが前の前にあるとぎょぎょっとなる請け合い。そこで大きな黒い点がもぞもぞしているのが見えたら、丸めた古いカタログと洗剤とピクルス用の酢を混ぜたスプレーで武装してルーフデッキへ。そろそろと近づいて、こっちに気づいて屁を引っかけてくる前にカタログでえいやっと叩いて、ポロリと落ちたところでスプレーで集中攻撃して、動かなくなったらカタログの先で隅の方に転がして、一丁上がり。退治のコツは叩き落す時の手加減かな。あまり強くたたくと潰れるし、手加減をし過ぎるとふらふらと飛んで行ってしまう。それにしても、今日は次々と来るなあ。窓が日陰になって冷えて来るまでの3時間ほどの戦果は17匹と、新記録。やぁ~だっ。



カメムシ退治が一段落して、さぁて脚本の翻訳の仕上げに集中しようと思ったら、ルーフデッキの手すりの向こうに何やら黒っぽい大きな塊。よく見たら、うは、タカ。手すりの外の庇に陣取って、世の中を睥睨しているみたい。速攻でカメラを掴んで写真をパチリ。カラスどもが5羽か6羽、タカの前を旋回したり、急降下したりと、ちょっかいを出すのに、羽を広げて威嚇したりしていたけど、こんな奴らに付き合ってられんわいと大空へ。カラスも、よく空中戦をやるカモメもいないので、遊び相手を探してどこかへ退散。静かになった大空を行くのは白い旅客機。ズームインして写真を撮ったら、飛んでいる方向からして東京から来たANA。最近バンクーバー国際空港の離着陸のアプローチが変わったようで、これまでは窓から見える飛行機のほとんどが空港に向かっていたのが、頭の上から北東から東の方に飛んで消えて行くのが見えるようになった。尾翼のロゴが肉眼で見えるくらい近くを飛んで行く飛行機もあって、ニューウェストミンスターの空も忙しくなったもんだ。




静かになった午後は、The Piano Teacherの改稿バージョン5の仕上げに集中。クルーズに出る前に印刷して閉じたものを東京の先生に送って、引退して名誉芸術監督になっているビルに「コンタクトしてみたら」と言われた、先生が共同創設者になっている劇団にコンタクトしてもいいかどうかお伺いを立てようという魂胆。ユウ君を見ていてわかったんだけど、とにかく行動あるのみなんだよね、この「業界」は。日没はもう7時前。夕日に染まったベーカー山がとってもきれい。