リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

予約、予約、予約・・・

2023年10月11日 | 日々の風の吹くまま
10月10日(火曜日)。🌧☁🌥。連休明けは本格的な雨でスタート。風もあって肌寒いけど、これがまあ普通。でも、午後になってもこんな天気なら、買い物は晴れの予報が出ている明日の方が良さそうかな。雨の中をトロリーを引っ張って歩くのはちょっときついもの。雨期に入るこれからの季節は、買い物のタイミングを決めるのに天気予報と冷蔵庫の中との睨めっこ。

クルーズまでほぼ2週間になったので、今日はまず自宅と空港の間の(無料)リムジンサービスの予約。(ローマの空港からホテルまで、ベニスでは船から空港までの送迎は、従来通りシルバーシーの管轄。)案内メールのリンクを辿って、ブラックレーンのサイトで同じメールアドレスを使ってアカウントを作ったら、シルバーシーのロゴを併記したページが開いて、行きと帰りの利用期間が表示されて、なるほど。ここで行きの26日を指定して、離陸は午後5時45分だけど、手荷物を預けたり、セキュリティで並んだりする時間を勘案して、迎えは午後2時半に指定。(時間が余ったらラウンジでのんびりすればいい。)自宅住所と行き先、連絡用の携帯番号を入力して、「予約」のボタンをクリックしたら、わっ、予感した通りに黒塗りのベンツの写真。ダイムラー社が多額の出資をしたそうだから、他のメーカーの車を使うわけには行かないだろうな。帰りの空港からの分も、エールフランス機の到着後45分を選んだら、お迎えは12時10分と出て来て、到着が遅れても1時間まで無料で待機と出て来た。どちらもすぐに確認メールが来て、は、簡単じゃないの。

次に旅行保険を買うために、BCAA(BC自動車協会)に時間を予約。オフィスは道路向かいでリビングの窓から見えるんだけど、コロナが登場してからは予約を優先するようになっていて、BCAAのサイトでニューウェストミンスター支店を指定して、旅行保険を選択。希望として23日を選ぶと、その日に空いている30分刻みのスロットが表示されるから、「午後1時」をクリックして選択。保険は2人分別々なので、ページの最後の「もう1人分予約」をチェックして、「予約」ボタンをクリック。確認メールが来たら、すぐに支店のサイトに戻って、同じ要領で「もう1人」の予約。同じ日を選ぶと、「午後1時」は消えているから、30分後の1時30分を選択。これで1件の予約と言う形になって、ひとりの担当者が通しで手続きできるし、支払いはひとつにまとめてできるので効率的。こっちもすぐに確認メールが来て、予約完了。

最後の仕上げに、エージェントのジェフとのメールのやり取りでビザやワクチン接種証明が不要なことを確認。今日Arts Clubの常務理事のキャシーと会ったそうで、「来年の12月に南極クルーズってのはどう思う?」と聞くので、さては来年のArts Clubのグループ旅行の候補か。興味はあるけど、私たち、来年は東京行のクルーズから帰るのが10月半ばだし、翌25年の3 月にはまたアジアのクルーズがあるから、半年で3回のクルーズは体力的にも無理だなあ。(カレシは興味ないそうだし。)午後になって晴れ間が出て来て、「やることリスト」も半分になったので、今のうちに買い物。帰って来たら、今度はディナーに招待していたケイトお姉ちゃんから「ロバートと相談して、22日がいいということになったけどどう?」とメール。もちろんオッケーで、おうちレストランに予約を入れたよぉと返信。忙しくなって来たぞ。午後5時半を過ぎて、さて晩ご飯と言う時にきれいな虹が出たけど、何と4分後には跡形もなく消えてしまった。忙しないねえ・・・。


ダブルの虹が出て・・・(午後5時36分)

ぐんと大空に伸びて・・・(午後5時38分)

アーチになりそうと思ったら・・・(午後5時39分)

感謝祭のごちそうはローカルの食材で

2023年10月11日 | 日々の風の吹くまま
10月9日(月曜日)。☁🌧☁。三連休最終日の感謝祭は、予報通りに雨が降ったり止んだり。きのうまで20度台だった気温もほぼ今ごろの平均的な温度。そのせいか何とも静かなもの。いつものモールが開く時間にウォーキングに行ったら、2階はオフィスがみんな休みで、下の店も閉まっているところがあるし、シニアの社交場のようになっているフードコートも閑散として、ここもいたって静か。

のんびりしているうちにランチタイムになって、今日はきのうの晩ご飯の残りのスシ。握りとロールのパック2個の他にカリフォルニアロールのパックも2個買って来たら食べ切れなかった。冷蔵庫に入れておくとご飯が乾いて硬くなるのは知っていたから、ランチで食べるのはネタだけ。残っているのはサーモンとビンナガの握り3個の他に、カリフォルニアロールとダイナマイトロールだけで、ロールはどっちもご飯が外側だから簡単に取れて、何だかネタの海苔巻きと言う感じ。こっちでは定番のカリフォルニアロールは実はバンクーバーが発祥の地で、私たちのお気に入りの和食レストランTojo’sの大将が考案したというのが定説になっている。ダイナマイトロールと言うのは、最近はやっているカリフォルニアロールにエビフライを突っ込んだような巻きで、端っこはえびの尻尾が突き出している。スシ屋がひしめいているバンクーバーではバラエティに富んだ巻きずしに、日本から来た人が目を白黒させること請け合い。


ダイナマイトロール

感謝祭のごちそうは大きな七面鳥が定番だけど、2人だけでは食べ切れないので、我が家はだいたいコーニッシュヘンか鴨の足。カナダの鴨はフランス系のケベック州が大産地で、こっち端のBC州のスーパーではだいたいスペシャルティのフリーザーに冷凍したものを置いている。皮付き、骨付きのもも肉はちょうどいい1人前の大きさで、フランスの田舎料理であるコンフィはびっくりするほど簡単。皮にぶつぶつと穴を開けて、塩を擦り込んだもも肉をニンニクとタイムと一緒に耐熱容器に入れた鴨の脂に沈めて、普通のローストよりずっと低い150度くらいのオーブンで2時間ほど調理してから、脂から出して上火で皮に焼き目を付けるだけ。肉が骨からほろほろと外れるくらい柔らかくなるので食べやすい。今日はワイルドライス入りの長粒米ミックスを炊いてバターで炒めた松茸を混ぜたものと、かぶ、にんじん、べか菜、サイコロポテトをチキンブロスで電子レンジで蒸し煮したものを付け合わせて、ちょっぴりごちそう風。鴨とライスミックス以外はぜぇ~んぶローカルの食材で、新鮮な秋の収穫に感謝ってところ。



日本では地震らしい地震がなかったのに津波が起きたそうだけど、きのうかおとといにはバンクーバー島のビクトリアで地震を観測したというニュースがあった。震源地はアメリカ側のシアトルから北東に62キロの島の近くで、マグニチュード4.3。太古のプレートのかけらである小さなプレートが太平洋プレートに押されるように北アメリカ大陸の下に沈み込むこの辺りは日本と同じく地震の巣で、巨大地震が起きるのはそう遠くない将来だと言われていて、バンクーバー島の北からさらに先のハイダグワイ諸島の周辺ではときどき地震が起きている。ハイダグワイの西には大きな海底火山があるし、火山と言えば、新雪に輝くベーカー山は数千年噴火していなくてもれっきとした活火山だし、はてさて・・・。