1月4日(水曜日)。☀☁☁。朝の7時過ぎに足の親指が攣って目が覚めて、じっとしていても眠りに戻れるわけじゃないので、起き出して筋肉が緩むまで、あちこちをそろり、そろり。折から南東の地平線に何とも荘厳な朝の色。時は午前7時18分。痙攣が収まったのでベッドに戻って、8時起床。ベーカー山の西側に日の出の気配。時は8時2分で、公式の日の出の時刻は8時6分だから、あとひと息。朝ご飯のベーコンエッグを作り始めたら、おお、まぶしい日の出。時刻は午前8時12分。朝日が公式時刻の日の出からがカスケード山脈を越えるのに数分かかるということだけど、あと3週間もしたら起きる前に日が昇ってしまうから、感動していられるのも今のうち。お日様、おっはよぉ~っ。
午前7時18分
午前8時2分
午前8時12分
でも、せっかくきれいに広がっていた青空がだんだん陰って来たと思ったら、昼過ぎに曇り空になってそのままで、午後になって強風注意報発令。あしたの夜から金曜日の朝にかけて特に沿岸部で大風が吹くということだけど、ニューウェストミンスターはフレーザー川を遡った一応の内陸部だから、ちょっと風が強いなあという程度ですみそうだけど、2週間くらいずっと雨、雨、雨ってのは気に食わないなあ。でも、これがバンクーバー圏の冬の天気。カレシの生徒のリリーによると、カリフォルニア州北西部では、彼女が住むシリコンバレーのパロアルトは連日猛烈な土砂降りで、洪水警報が出ているそうだし、サンフランシスコもあちこちで道路が冠水しているらしい。どうやら私たちが「パイナップル特急」と呼んでいるあれが南の方に行っちゃったみたいで、長年ひどい旱魃に悩まされてダム湖が渇水していたカリフォルニアを潤してくれるといいけどね。
ぼちぼちと仕事をしていて、ふと電気料金の請求書がまだ来ていないことに気が付いた。ニューウェストでは電気の供給は昔から市の事業になっていて、請求は2ヵ月ごとのサイクル。前回は10月だったから12月末には来ているはずで、急な厳しい寒波で使用量が跳ね上がったはずだから、頭がくらくらしそうな金額になっているだろうと戦々恐々でいたのに、まだ影も形もない。マンション各戸のメーターは歩道の地下の暗渠にあるそうだから、もしかしたらアクセスできなくて検針が遅れたのかもしれないし、大雪と寒波の時は郵便がストップしていたから、その混乱で配達が遅れているのかもしれない。でも、普通なら今日あたりが支払期日なので、まだ来ていないでは済まないから、市役所のホームページで見つけた電気料金に関する問い合わせのメールアドレスで、前回の請求書からメーター番号や口座番号などを入れて、おいくらか教えていただけると助かります、とメール。ほどなくして返信があって、「多数のメッセージが来ているため、2営業日以内に返信します」。はて、もしかして請求書が来ていないとメールを飛ばした人たちが多かったのかな。だとしたら、電気料金の請求業務が遅れているのかもしれない。どっちにしても、返事が来るまで待ってみるか。
午後、ぼちぼち仕事の手を休めて買い物。もう1週間もまとまった買い物をしていなかったので、ヴィクターの店に寄って肉も買って来なくちゃ。連休が終わってきのう1日おいたから、商品棚はけっこう埋まっているだろうと思ったら、うは、卵がない。いつもなら何種類ものブランドの12個入りパックが積まれているのに、今日は卵の売り場はみごとに端から端まで空っぽ。鶏肉も品薄。何でなの。もしかして鳥インフルのせいかな。クリスマスには郊外の農場で鳥インフルが発生して七面鳥不足が起きたけど、その延長線で今度は養鶏場の鳥インフルで鶏肉と卵が不足するのかな。とにかく要るものを調達して(久しぶりにボーナスポイントをもらって)、ヴィクターの店に行ったら、ここでも「きのうから鶏肉が入って来ていないの」。うはぁ、やっぱり鳥インフルなんだ。何でも12月末から猛威を振るっているらしくて、国境も規制もどこ吹く風の野鳥がウィルスを持って来るから水際対策もできないんだろうな。やれやれ、いつになったらスーパーの隅から隅まで商品がぎっしりと言う日が戻って来るのかなあ。インフレなら買うか買わないかの選択肢があるけど、品物がないんじゃ買いたくても買えないわけで、ある意味ではインフレより厄介な感じ。はぁ~あ・・・。