工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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なんでそうなるの

2019年04月17日 19時46分42秒 | サッカー馬鹿
昨年の春、ちょうど平昌五輪が終わった頃、こんな記事を読みました。

『【スポーツi.】東京五輪、見失うな「アスリートファースト」』(SankeiBiz)

北京五輪や平昌五輪など、欧米とは昼夜逆転するアジア地域の五輪では必ず議論を巻き起こして来た競技時間問題。アメリカのオンタイムに競技時間を合わせると、どうしても開催時刻が開催国の早朝や午前中という不自然な時間帯になってしまいます。

暑さ対策で早朝に開始という競技もありますから、それに関しては仕方がない部分もあると理解しています。ですが、東京五輪こそアスリートファーストを徹底させる大会であって欲しいという願いも空しく、一部の競技日程が明らかに不自然な時間帯にねじ込まれてしまいました。

『東京五輪の日程が発表…男子サッカー決勝は横浜国際総合競技場で開催』(SOCCER KING)

『なぜ東京五輪の一部競技日程はアスリートファーストの原則を守れなかったのか?』(YAHOO!ニュース・THE PAGE)

『絶対仕事が手につかない! 東京五輪、ビジネスパーソンには辛すぎる競技日程に』(J-CASTニュース)

『東京五輪、相次ぐ午前決勝に戸惑いの声…競技団体が選手の体調管理や集客への影響心配』(スポーツ報知)

競泳や陸上、バレーボール、バスケットボールの重要な試合は午前中に行われますし、屋外競技の女子サッカー決勝は一番暑い午前11時キックオフ。午前中は決して競技力が向上する時間帯ではありませんし、真夏の11時に全力でサッカーやるなんて狂気の沙汰です。
ところが、日経新聞はそれを歓迎する論調。本当、わけがわかりませんけど、『主な種目の決勝の時間』という図から最も不可解な女子サッカー決勝を省いているあたりが恣意的で非常に腹立たしいです。

『巨大ビジネス化した五輪と選手第一 東京大会日程発表』(日本経済新聞)

「アスリートも世界中のより多くの人々に注目されることを望む」のは「打ち込んできた競技を発展させ、自らが稼ぐことにもつながる」から「選手たちもこの場所でこの時間の試合を望むはずだ」としていますが、そんなわけねーだろと。日経新聞バカなんじゃないのと。
全世界に注目される試合を気温35度の日中に行えば、集中力も続かずグダグダになります。肉体的なダメージも相当大きなものです。こんな危険な日程を承認したIOCもどうかしてると思います。

五輪と大口スポンサーであるNBCは切っても切り離せない間柄になっています。もうこれはどうすることも出来ない現実です。いっそのこと、五輪はアメリカ固定開催でいいんじゃないですかね?落としどころはもうそこしかないような気がします。
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