性別当てまSHOW

先ほど久しぶりに甘～いお団子をたくさん食べたんですよ。そうしましたら気分が悪くなってしまいましてね。
・・・あぁ、ダメだ、吐きそう（×＿×；）
脈を診ましたら沈・弱で脾虚証。紘子先生もいないし、仕方ないから自分で治療しましたよ。

自分で治療する際、足に鍼をするのは簡単。ですが、手は接触鍼でもかなり難しいんです。片手で鍼を操作しなくちゃいけないですからね。
鍼穴から気が漏れたら逆に悪化しますから慎重に手首に鍼を数呼吸あてがい、その後足に数ヶ所鍼を致しました。すると治療中から気持ち悪さがスーッと引いて参りまして、今はもう大丈夫になりましたよ（＾＾）

危なかったぁ。本当に吐くかと思った（＾＾；）
はい、院長復活致しました。
昨日コメント欄に「脈で赤ちゃんの性別がわかるのはなぜか？」というご質問がございましたので、本日はそれにお答えしたいと思います。



我々が常日頃治療に活用しております『陰陽論』という法則によりますと、万物は陰と陽のいずれかに分類されるのであります。
例えば、月が陰なら太陽は陽。下が陰なら上が陽。左右にも陰陽がございまして、右が陰なら左が陽となっております。男女を分類致しますと、女性が陰で男性が陽でございます。
ですからこの陰陽の法則によりますれば、赤ちゃんが男の子の場合は陽の部位である左の脈が強く（右の脈が弱く）なり、女の子なら陰の部位である右が強く（左の脈が弱く）なるはずなのであります。

・・・これが一番簡潔な回答でしょうか。詳しくお話ししますと難しくてわからなくなる可能性大なので、かなり省略。

赤ちゃんの性別は受精した直後には決まっておりますので、滑脈という妊娠時の脈が現れる妊娠周期３～４週目にはすでに性別の判定が可能でございます。
病院で行う超音波診断の場合は外性器を確認できる時期まで性別はわかりません。この時期がおよそ妊娠５～６ヶ月以降からですから、脈診の場合はそれに比べると非常に早い段階で性別を予測できるというメリットがございます。

現在、超音波診断の正確性はおよそ８割と言われております。私の脈診でもおよそ８割ほどの的中率ですから、脈診は超音波には負けていないと自負致しておりますよ（笑）。
限りなく100％に近づける努力はしておりますが、やっぱり100％正確に当てるってのは非常に難しい。でもね、うちの坊主は限りなく100％に近い正解率を誇っておりまして、私もこの件に関しては坊主に完敗でございますよ（・∀・；）
この夏休み中も数人の妊婦さんが坊主に脈を診せてくれたのですが、坊主はしっかり性別を当てておりました。
これはねぇ・・・とっても言い訳がましいのですが（＾＾；）、脈診に関する先入観がないのも要因のひとつじゃないかなぁって思っております。あれこれ考えず診たままの脈を素直に受け入れているから、坊主は非常に正確性が高いのだと思います。

坊主でもわかるくらいですし、左右の脈を比較するだけですから、誰が診てもある程度予測できると思いますよ。
脈診部位は手首です。本来であれば『六部常位脈診』という診方がございまして、指の当て方にもお作法があるのですが、難しく考えずに何とな～く左右の手首の脈を比較して頂ければいいんじゃないかと、このように思っております。

注意点をいくつか。

その１。
ご自分で診ると左右を同時に比較できませんから、できればご主人さんなどご家族の方、ご友人などに診て頂いてください。

その２。
ご家族の方に診てもらう際、「左が弱ければ女の子で・・・」などと事前に説明してしまうと正しく診られない場合がございます。面白いものでね、「女の子が欲しい！！」「絶対男の子がいい！！」な～んて思いながら診ると、その脈に診えちゃうのよ（笑）。
ですからね、先入観のない状態でとりあえず左右の脈の強弱を診てもらって、その後に脈と男女の判定に関して教えてあげて大いに盛り上がってください。

何しろ脈を診るだけですから、難しい事は一切ございません。超音波診断の結果を聞くまでの間、赤ちゃんの性別についてあーだこーだとご家族で気軽に楽しめると思います（＾ー＾）
妊娠初期の方、逆子のために性別がはっきりわからない方、産まれるまでのお楽しみにして産院では聞いていない方、などなど。
妊娠中のみなさん、難しく考えずにぜひ試してみてくださ～い（＾O＾）／