パリ五輪体操女子代表の宮田選手が、未成年の飲酒喫煙により代表から離脱、五輪出場を辞退することになったというニュースがございました。
体操女子の宮田笙子、パリ五輪出場を辞退 19歳で喫煙と飲酒が発覚 https://t.co/hJezdUY1li
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) July 19, 2024
日本体操協会は19日、東京都内で記者会見を開き、体操女子のパリ・オリンピック(五輪)日本代表でエースの宮田笙子(19)=順大=が出場を辞退すると発表した。聞き取りの結果、喫煙と飲酒が発覚したため。
多くの方が考えていると思いますが、正直、私もこれで五輪出場を辞退させるのは行き過ぎた処分なんじゃないかという思いもありました。野田元総理なんて国会の場で自らの法令違反を白状しちゃったんだから(笑)。
飲酒と喫煙で五輪辞退か。
— 埼玉 (@saitama_5992) July 19, 2024
厳しいね。
何故か野田元総理のこの発言が思い浮かんだ。 pic.twitter.com/Q9vdel9sFb
ところがですよ。
日本体操協会が公開している『日本代表選手・役員の行動規範』をご一読ください。「違法行為は行わない」と明記されていますし、チーム活動の場における喫煙や飲酒は20歳を越えても原則禁止とされています。
『公益財団法人日本体操協会「日本代表選手・役員の行動規範」 』(pdf)
当然、宮田選手も代表入りする際にはこの行動規範についての説明を受けているはずです。宮田選手が法を犯し、行動規範も遵守できなかったのは事実です。このような規定がある以上、五輪辞退は致し方ないとも思います。
9月21日で20歳を迎える宮田選手。あともうちょっとで20歳なのになぁという思いもありますが、現時点では19歳。法令違反はいけないことです。それでも20歳を過ぎれば飲酒も喫煙も法的には問題ありません。アスリートの自己管理は結果がすべて。きっぱり断酒禁煙を決行して代表返り咲きを目指すべきなのでしょうけど、代表入りなんてせずに飲酒喫煙をしながら日本一を目指すというスタンスも、私はアリだと思います。
いずれにしても、こんなことで挫けずにまだまだ競技は続けてほしいです。
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