工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

パティーク11PROが・・・

2024年05月22日 20時09分01秒 | サッカー馬鹿

本当に辞めちゃうの?

レアル・マドリー所属のドイツ代表、トニ・クロース選手が6月開催のEURO2024を最後に現役を引退することを表明しました。自身の全盛期で引退したいという美学を貫くそうです。いやぁ・・・そうですか・・・全然衰えていないのに・・・。


クロース選手といえば、スパイクマニア界隈ではアディダス・パティーク 11PRO FGの愛用者として超有名です。パティーク 11PROは2013年に発売されたアディダスのフィッティングスパイク。アッパーにはカンガルーレザーを採用し、ソフトなボールタッチと快適な履き心地を実現しています。何かに長けているというよりも、どんなプレーにも対応できるバランスが良いスパイクでした。
若い頃はプレデターやアディピュアシリーズを着用していましたが、2014年から11PROを着用を開始。廃盤となった後もアディダス社が特注で彼のためだけに11PROを作り続けていました。


スタッドの色がブラックからホワイトになったり、シューレースの色がホワイトからサックスブルーになったり、細かいマイナーチェンジを経て2015年春頃に廃盤。11PROを着用していた選手はエックスやエースなどの新モデルに履き替える中、それ以降も引退までの10シーズンに亘りずっと同じモデルを履き続けていました。11PRO 2が発売されても初代モデルを一途に着用し続け、クラブでも代表でも数々のタイトルを獲得して来ました。

スパイクのお手入れも自ら行うなど、スパイクに対する愛着は相当なものであることが窺えます。


実は2015年の廃盤以降も数年間、日本国内のみでパティークシリーズは日本人仕様として継続されていました。我が家の次男も小学5年生の頃、日本企画のパティーク 11クエストラ AI1 J Jr.を着用していた時期がありました。



ずいぶん気に入って着用していましたが、つま先の接合部分が弱く、ずいぶん履き潰したものです。



買っても買っても間に合わず、まとめて数足購入したりしてましたっけ(笑)。懐かしいですねぇ。



数年前には復刻版の発売などもありましたけど、来月にはTKモデルのゴールドバージョンが限定販売されるそうです。引退に合わせたのでしょうね、きっと。

クロース選手の引退でついにオーダーメイドによる11PROの製作も終了してしまいます。残念ですが、デッドストックではない11PROを購入できるのはこれが最後のチャンスです。

スパイクは選手が唯一こだわりを持って選べるサッカー用具です。着用スパイクを知ることで、その選手のプレースタイルやサッカーに対するこだわり、試合運びの意図など様々な情報を読み取れます。
高性能ではなくとも、足にフィットするスパイクを見つけ、現役中はずっとそれを着用し続けた一途なクロース選手。自身の美学を貫くその姿勢は最高にカッコイイです。EURO2024で素晴らしい最後を飾れるといいのですが・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする