工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

時代劇はおもしろい

2007年02月20日 23時20分22秒 | 鍼灸・東洋医学
本日のお昼、ご飯を食べながらTV東京の時代劇を観てしまいました。
『必殺渡し人』っていう作品でしたが、あれ、相当古い時代劇だったよ。中村雅俊とか建物探訪の人(渡部なんとかって人)とか、藤山直美とか、かなりの有名どころが出てましたが、みんなすご~く若いの。結構楽しめました。

たまにこういう作品を観るのですが(俺もジジイだなぁ)、きちんと理由があるんです。
医者が出てくるシーンを観たいがためなんですよ。

時代劇に出てくる医者のシーンには、必ずと言っていいほど脈診のシーンがあるんですね。で、どこまで正確に、忠実にそのシーンを演出しているかを評論するの(笑)。これ、意外とおもしろいのよ。
今日の渡し人でも脈診シーンがありましたが、セリフはなく脈診の形のみ。しかしながら、その出来はまずまずでしたよ。シンプルながらも良い演出でした。



最近の秀作はですねぇ、映画『武士の一分』で大地康雄が演じた漢方医の脈診。

貝に中って高熱にうなされる三村(木村拓哉)を脈診するのですが、漢方医はしっかりと患者の左半身から六部定位脈診を行い、ひと言。
「心の象はしっかり打っているから命には別状なかろう」
みたいなね、事を言うわけでございますよ。
いやぁ、山田洋次監督、さすが!お見事!
思わずそんな細かな描写に感心してしまいました。

これだから時代劇はおもしろい(^^)
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尊敬する人

2007年02月20日 19時51分42秒 | その他
うわああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!



・・・皆さんこんばんは、本日はかなりヘコんでいる院長でございます。
あのですねぇ、何があったってねぇ、まぁ聞いてくださいな。

先ほど気がついたのですが、2月4日(日)に放送された新日曜美術館「永別の自画像 日本画家・三橋節子」を観忘れたんですよ(TOT)
僕にとってどれくらいショックかってねぇ、カップやきそばのお湯を捨てる時に中身も全部シンクにぶちまけちゃったくらいのショック。わかります(;_;)?

うそ~ん。
うそ~ん。
え~本気で立ち直れないかも知れないよぉ・・・。

実は僕、日本画家・三橋節子氏の大ファンでして、院内にも彼女の作品(ポストカードだけど)を多数展示してあります。24日は彼女の32回目の命日なので、当日はここで彼女の絵画の素晴らしさを力説するつもりでおったわけですよ。
それでですね、ちょうど良いタイミングでNHKが特集組んで放送してくれるっていうので、ものすごく楽しみにしていたのであります。

それがどうよ、すっかり忘れてた。
3週間以上経って思い出すなんて・・・○| ̄|_

京都に住んでいた頃、紘子先生の職場の患者さんに三橋節子氏の親族の方がいらっしゃいまして、僕はそれをきっかけに三橋節子氏の作品と出会いました。
三橋節子氏の作品は、子を思う親の心、家族への愛情、生と死を見つめる心境、病に打ち勝とうとする信念・・・などなど、様々な思いが込められております。僕は彼女の作品に込められたメッセージ性こそが当院の追い求める医療の理想像だと思っていますし、医療人としてそれを目指さなければならないと開院当初から考えています。

僕が心から尊敬する人物、故・三橋節子氏に関する詳しい事は24日にでもご紹介したいと思います。
どうぞご期待ください。
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