チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

地熱電力

2011年04月01日 16時37分19秒 | 日記
最近原発の他に何か良い方法は無いのかと
日夜考えている
昨夜元GEの菊地洋一さんの話を知人から聞いた
彼は「原発が日本の経済を発達させる」と信じて
原発の道に入ったという

ギンギンの推進派であったらしい
しかし多くの経験をしているうち
疑問が多くなり、反対派になる

その中で一番は作業をしている人が被曝しない方がおかしい状態
日本人は何事も丁寧にするから
この時間しか中にいてはいけない
という決まりがあっても
もうすこし、もう少しと作業をし時間切れで被曝することも或る

原発誘致は街の活性化になるといううたい文句だが
現実は推進派と反対派の争いで
肉親同士が憎みあい不信感に襲われて
町全体がぎすぎすした挙句町を去り過疎地になる
この人間同士の溝はなかなか埋まらない

国と電力会社が自治体にお金をちらつかせて誘致をするが
どこでも町の発展にはなっていない
自治体は国の命令で原発PR舘などの箱物を作らされて
その建物に他の県から人は来ても
バスからバスで
特定の人しか潤わない

作業をしている人たちは
安全なものを作ろうと労力を使ってへとへとに疲れ
ベテランは現場から去っていく
原発があれば被曝作業は避けられない

こういう事情がわかるにつれ菊地さんは原発に懐疑的になり
他に代わるものはないのかと全国を歩いて講演活動を始めた

そして
高温岩帯発電という地熱で電力を作る研究所を探し当て尋ねる
ここにも国の援助はあるのだが
一ヶ月の研究費は地熱が1000万だとすると
原発の研究費は1兆という比率だそうだ

力の入れ方が違う

日本は火山国で温泉が多い
その温泉から電力が出来るのだ
そういう話をしていたら
「先日渋谷で天然ガスが爆発したけどアレ地熱でしょう?」
と合いの手が入り
一気に温泉電力に花が咲いた

東京は温泉が良く出る地なので東京地熱研究所を作ろう
ワイワイ次から次へと面白いアイデイアがでる

特定の人が潤うのではなく
町全体に活気が出る方法を皆で考えなければならない

今日もチャコちゃん先生
「浜岡原発を止めようと」
と皆に触れ回る日を過している

日本の原発55または54とも
アメリカの原発104しかし日本国土の24倍
フランスの原発58 国土は日本の3.5倍
多すぎる
htto://owly4q5ik
上記に菊地さんの講演原稿がある
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