チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

禁断

2010年09月13日 13時13分31秒 | 日記
不思議なところからお金を引き出す天才O氏
その恋人というより情婦y子
銀座の路上でパッタリ

「おお生きてた?」
この情婦Y子は福岡で活躍するピアニストで
一緒にウイーンに行ったとき
或る国の貴族がいらっしゃるということで
即興にその国の国家や出身の音楽家の曲を弾いて
すっかり打ち解けていただいた

その後はO氏が別の女と付き合い始めて
ひどい修羅場につき合わされ
逃げ足敏捷に二人から静かに遠ざかった

何年かの月日の後
情婦の雰囲気はすっかりなくなり
楚々とした美しい婦人になっていた

「彼とは?」
「アレ以来まったく」
「ゴメンね逃げちゃって」
「正解よあそこで逃げなかったらチャコ命とられている」

「オオソウナンダ」
O氏は政府の裏金を自由に使える男で
表面は柔和だが裏はなかなかこわもて
当時出始めのハンドバックの様な携帯電話を持って
やたらひそひそしゃべっていた

「きものの文化使節」
とやらを企画してどこからか巻き上げたお金を餌に
団長にしてやるから業界の人を集めろ
ということだったが
お金は欲しいが何処か胡散臭く
ばりっと超高級ブランドで身を固めていることもなにかーー

其処へピアニストのY子を連れてきた
派手な格好だが腕は確かだし人柄もいい
「Y子をウイーンに連れて行きたいわ音楽家だし」
その上で考えさせて
いいよということで彼女の渡航費とお小遣いをぽんとくれた

そのウイーンに行っている留守にY子は捨てられた

「だから良かったのよタイヘンな闇のボスだったから」
そのO氏に外国の偉い人をたくさん紹介していただき
こちらから連れて行った人たちは
通常の旅行では味わえない思いをして大喜び

そういう根回しのお金は全てマル秘のルートから出させていたらしい
チャコちゃん先生もチョット闇のお金のお世話になったということだわね

「今タイヘンだと思うわ」
「なぜ?」
「だって小沢総理になったら彼らは干上がっちゃうんでしょ」
「そうかーーきちんとお天道様の下で働きなさい」
「そうよね」
「付き合っているときはいい思いばっかりだったでしょう?」
「贅沢はさせてもらった、でも私は彼の隠れ蓑だったのよ」

こういうところにも政権交代の風が向かっている

きっと闇のお金で動き回っている人が多いのだろう
生活の危機を感じ小沢総理絶対ハンタイなのだろうな

自分の手で稼げよ
居食住与えられて感謝する生活が一番尊い


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