新潟の十日町に初めて行った時が山藤の花の盛りで、樹木を這い上って美しく咲き誇っている藤の花の姿に怖さを感じた
中には枯れた木もあり、藤の花の世紀にやられたのかと枯れ木に花が咲く姿にあきれ返ってみていた
山の春が来た頃は毎年この花の姿にややおののきながら山を見つめたものだった
初めて行ったときは峠を越える道順しかなく、山並みを車が走っていくのだが、我が物顔に咲いている藤の花に怖気ついた
それ以来
藤棚の下に立つのも、庭木の藤の花にも何か違和感を感じてしまう
本場結城紬に藤の花を刺しゅうして悦に入っていた時、今は亡き奥澤順(億順の社長だった)
「チャ子はどういsてこんなもったないことをするの、いやになったからって刺繡糸とるの大変なんだから」
刺繍は嫌にならなかったけど、なんだか藤の花の怖さにその結城紬に手を通す気にならず、ずっと箪笥のなか
さらにきものが連れて行ってくれる日本の歴史を学ぶうち「藤原家」の権力志向の陰謀にも気が付くと、ますます藤の刺繍の着物が遠のく
そしてある日
藤原家の政党の地を引く方にお目にかかり、失礼にも藤の花なお怖さと藤原家の陰謀などについて話していくチャ子ちゃん先生、周りから
「礼儀を知らないにもほどがある」
とさすような目で見られていることを知りながら、口がちまら#結城紬ない
しかしながらその話が功を奏したのか今は仲良しこよしで、ハウjわら家のことをを教えていただいている。ありがたや
今年は藤の花が早く咲いていて、あちこちからFBに写真が上がる。ほとんどが藤棚の美しい姿
一つ一つの花弁は本当にかわいい
岡谷で「登藤」の藤棚を見たことがある
そういうことを考えているうち、久しぶりにというか何十年ぶりにタンスから件の藤の花の結城紬を取り出してみている
今日はこれを着よう
こちらは山に藤ではないのだもの、それにチャ子ちゃん先生「結城紬大使」に結城市から任命されているんだものね
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