チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

しっぱいしっぱい

2013年11月08日 10時46分23秒 | 日記
昨日早稲田大学で学生達に(着物という農業」をテーマに講義をした
だいたい着物のこと蚕のことを話し出すと
チャコちゃん先生どうも脈略がなくなる癖がある
話がアッチイッタリこっちに来たり
写真の説明をしながら深く話すつもりが
写真の所は時間切れではしょるはしょる

終わって
「いやー着物に対する視点が変わりました!」
と感激して下さったのは担当のF教授
学生と机を並べて聞いていた山ちゃんは
「センセイ言葉が難しかったですよ、学生が一生懸命パソコンで検索していましたもの」
また別の方も
「ちょっとむつかしかったかも」
と身内ではさんざんの酷評

そう今の学生はパソコンヲもって教室に入っているので
分からない言葉はすぐ検索をする
そのため話す人の顔を見ている学生は少ない

でも目を輝かして話を聞きメモをしっかりとっていた学生も目に付いたので
後半はその方達に向けて話をしていた
そう言う学生の反応を見てると
これもあれもと話したくなり総花的になってしまったのかもしれない
チャコちゃん潜性聞き手が良いと調子に乗るのでね

つまりきものはただ着るだけのものではなく
着物から人生の様々なことを教わるのだよ
それくらいたくさんの知恵を秘めたものがきものだよ
と言うことが分かってくれれば良い
そして蚕の無条件の愛に応えて
人間が此の着物の形を考えたと分かってくれれば良い

ああー失敗かーー

コメント
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