独裁者の死去で、また北朝鮮が脚光を浴びている。誰もが驚くのは、「嘆き悲しみ、泣き崩れる市民」の姿だろう。ピョンヤン市内はもちろん、北京の空港で飛行機を待っている旅行者までが、空港で泣き崩れ、倒れこんで嘆き悲しんでいた。
初代の金日成が死去したときは、なんたって建国のカリスマ指導者なのだから、まだ分からないでもなかったのだが、今回は、大勢の国民を飢餓に追い込み、公開処刑で虐殺し、強制収容所でメチャクチャな目に合わせてきた二代目だ。「権力者には功罪がつきものだが、金正日に限っては、罪ばかりで功が見当たらない」とまで言われる人。「やっと、いなくなってくれたか」という、うれし涙なのか・・・と思いきや、異様なまでに嘆き悲しんでいる。「マインドコントロールとはこういうものなのかと、寒気がする」という声が続出している。
韓国の中央日報の報道によれば、これは世界各国の注目を集めている。
>19日に動画サイトのユーチューブに上げられた「North Koreans weeping hysterically over the death of Kim Jong-il」というタイトルの映像は、北朝鮮の朝鮮中央テレビが伝えた平壌市民らの姿を現わしている。AFP通信のある記者が上げたこの映像は、1日で照会数180万件を突破し、コメントが2万8000件以上つけられるなど各国のネットユーザーらの爆発的な反応を得ている。
>平壌市民は通りに出て来て金日成(キム・イルソン)の銅像前に立って涙を流した。制服姿の少年・少女らも大きな声で泣いた。カメラに収められた市民はだれもがひざまずいて地面を叩いた。平壌はそれこそ「涙の海」だった。朝鮮中央テレビは、「悲しみを熱気に変え、青年大将金正恩(キム・ジョンウン)同志にさらに仕えたい」という20代女性会社員のインタビューを放映した。
ところが、漏れ伝わってくる報道によれば、本音はやはり、相当に違うようだ。読売新聞の報道によれば、「泣き崩れている市民は、大半が演技だ」という。
> 韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」の朴相学(パクサンハク)代表は読売新聞の取材に、北部・両江道の住民と19日、電話で話したと明らかにした。この住民は「19日は朝10時頃から、総書記死去のうわさが広まっていた。公開処刑や餓死は金総書記の時代になってひどくなった。正直言って、やっと死んでくれたと思う。国営テレビで悲しむ住民らが映っているが、あれは大半が演技だ」と語ったという。住民らが陰で金正恩氏を「ガキ」と呼んでいることも明かした。
>他の韓国の脱北者団体の関係者によると、国境地帯に住む30代の露天商は「(外出禁止令が)恐ろしかったが、19日も午後に1時間ほど隠れて食糧を売った。表では(少なくとも)泣くふりをしないと連行されるから、皆泣いているが、本当は泣いていない者もいる」と携帯電話で伝えた。この関係者は「建国の父である金日成主席が死去した時は、みな地べたに座り込んで慟哭(どうこく)したものだ。庶民の心に以前では考えられない変化が起きたようだ」と話す。
泣かないと、どんな目に合うか分からないらしい。いやはや、北朝鮮の国民もご苦労なことだ。しかも、三代目の金正恩は、表向きは「青年大将」と呼ばれているが、カゲでは「ガキ」と言われているようだ。もはや、カリスマ性のカケラもない。いつまで、国民を抑えておけるか。
動揺する北朝鮮の体制。もはや、崩壊は秒読みだ。最後まで目が離せない、2011年の激変・・・。
しかし、北朝鮮も中国も、どっちかが壊れればどっちともおしまいという状態になりつつありますね。鶏が先か卵が先かみたいな感じで潰れていくんでしょう。
あの中にワンダラーはいるのかしら?
もし、居たとしたら、私たち異常にしんどいでしょうね、きっと。
中東も変わった今、東アジアの政治体制の遅れは、あまりにも目立ちます・・・。
もし、居たとしたら、私たち異常にしんどいでしょうね、きっと。
ワンダラーは、いるでしょう。あれほど、「波動調整装置」が必要な国も他にないだろうし(笑)。難易度ウルトラC級の環境でしょうけどね。
おそらく、ひっそりと社会の片隅にひそんで、地球の変容を待っているはず・・・。
小渕総理大臣が 死んだ時 なんで~ と思いました。
あル宗教団体とある政党を 思い出しました。その宗教に関係する政治家が 死んだとき その信者は 泣き叫んだのかなぁ?マインドコントロール~ しかし その国に 生まれたら 私は~
尾崎豊の 僕が僕であるために の 曲が なぜか 私の脳裏に流れていきます。