宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

ヴィパッサナー瞑想 3

2011年10月01日 | ヴィパッサナー瞑想
 
ますます、ヴィパッサナー瞑想がマイブームだ。知人は「ヴィパッサナー瞑想」と聞いて、「オウム真理教みたいだな」という感想を述べていた。やはり、オウム真理教が残した爪あとは深い。この分野のイメージを、あまりにも悪くしてしまった(笑)。
  
でも、それとこれとは関係ない。これこそ、釈迦が菩提樹下で実践し、弟子たちにも指導していた瞑想法。昔も今も、意識の覚醒への鍵は、なんといってもこれだ。
  
もちろん、ほかにも瞑想の技法はいくらでもある。なかでも注目のマトなのは、モンロー研究所のヘミシンクだろう。筆者は、自分ではヘミシンクをやっていないが、坂本政道氏やブルース・モーエン氏を初めとする関係者が、ヘミシンク・ワークによって得た体験談を聞くのは大好きだ。ほかにもいろいろある。時間は限られているから、全部は実行できない。とりあえず、目についたモノから始めるのが一番だ。
 
ヴィパッサナ-瞑想は、思考を止めて、観察に徹する瞑想だ。まさしく、これは古代インドからの伝統。釈迦やクリシュナムルティの教えに長いこと慣れ親しんできた者にとっては、非常になじみ深い。インドの偉大な導師たちは、「思考を止めよ」、「観察に徹しろ」と口々に語ってきた。ヴィパッサナーは、それを瞑想で実践するものだ。だから、筆者にとっては、「初めて見るのに懐かしい」という感じ。これが釈迦の本来の瞑想法なのは、疑う余地がない。

日常生活において、「思考停止」という言葉は、あまり良い意味で使われない。でも、精神世界の探求者にとっては、「思考を止める」というのが、とりあえずの目標だ。
 
どの本を見ても、ヴィパッサナー瞑想は「歩く瞑想」「立つ瞑想」、「座る瞑想」の3つだと書いてある。どれも、目指すところは共通している。

たとえば、座る瞑想では、呼吸に意識を集中する。出たり入ったりする息に、意識を集中するのだ。一見、「呼吸法」に見えるのだが、そうではない。重要なのは、呼吸そのものではなく、呼吸に意識を集中することによって、思考を止めることにある。

このため、座る瞑想においては、息を吸っておなかが膨らんだり、息を吐いておなかが凹んだりすることに意識を集中する。「おなかが膨らんでいる、膨らんでいる」、「おなかが凹んでいる、凹んでいる」と心の中で唱える。単に観察するだけでなく、いちいち言葉を貼り付けるのだ。こういうのを、「ラベリング」と言うらしい。

これというのも、雑念を入れないためだ。単に意識をおなかに集中するだけでは、ほかの事に気持ちがそれてしまう。人間の意識は、変わりやすい。物質世界のあらゆるものよりも、変わるのが速い。光速よりも速いのである。だから、「おなかが膨らんでいる、膨らんでいる」という言葉によって、ほかの対象をシャットアウトし続けなければならない。古代インドの修行者たちが生み出した、瞑想の知恵だ。

もっとも、釈迦によれば、おなかに意識を集中するのは、まだ甘いらしい。釈迦が座る瞑想をするときには、鼻孔に意識を集中していたという。鼻孔から息が出たり入ったりすることに、意識を集中する。出たり入ったりする息は、単なる空気だ。良いも悪いもない、文字通り、空気のように当たり前の存在。だから、雑念を排除するのには最も都合が良い。

筆者は、まずはカルチャーセンターの瞑想講師だという、地橋氏の指導DVDを見てヴィパッサナーを学んだ。

それによると、まずは「歩く瞑想」が初心者には親しみやすいという。
   

かなりヤバくなってきた、世界経済

2011年10月01日 | ヴィパッサナー瞑想
 
2011年も、10月に突入した。

10月28日は、コルマン・インデックスで「マヤ暦・最後の日」と位置づけられている。

いよいよ、景気が悪くなってきた。特に、ヨーロッパが荒れている。ギリシャの財政危機に、各国の足並みがそろわない。ギリシャを支援するのに、加盟各国すべての国会承認が必要だというから厄介だ。特に問題なのは、スロバキアだという。チェコスロバキアが分裂してできた小さな国だ。「こんな小さな国が、なんで外国を支援しなきゃいかんの」ということで、反対している議員が多いらしい。そうこうしている間に、イタリア・スペインといった、ギリシャとはケタ違いの大国も経済が危なくなってきた。

アメリカも、オバマ大統領は大胆な景気刺激策を打とうとしているが、議会での審議が進まない。「日本は意思決定がのろい」と以前から言われてきたが、欧米諸国も日本みたいになってきてしまった。やたらと時間がかかり、何も決まらない。

こうなると、がぜん輝いてくるのが、共産党独裁国家の中国だ(笑)。「もはや、民主主義の限界だ」という声まで出てきている。残念ながら、意思決定が遅いのは、たしかに民主主義の弱点だ。でも、その中国も、史上最大の大干ばつによる食料価格の高騰で、四苦八苦している。

やはり、コルマン・インデックスの予測どおりになってきたのだろうか?

日月神示の本には、「資本主義が破綻し、各国のブロック経済化が進む」と書いてあった。それは、まさしく1929年の世界恐慌から、各国のブロック経済化を経て、第二次世界大戦へと至った道だ。世界中の人々が断末魔の地獄絵図の中、左翼の社会主義者だけは「資本主義が崩壊した」と手をたたいて喜んでいたが、やがて彼らも、大戦争の想像を絶する惨禍に、顔から血の気が引いていった。

「資本主義の崩壊」を気楽に唱えている人々は、こういう歴史的な前例を見ていない。彼らが「人類史上、画期的な社会改革」として唱えていることは、たいてい歴史上に前例のあることばかりなのだから、本当は歴史に学ぶべきなのだ。
 
やはり、世界経済の破綻は好ましくない。世界中の人々が、お金を求めて狂奔せざるを得なくなり、人類の意識がさらに物質的な現実へと縛られることになる。自体を収拾するのには、長い年月を必要とする。これこそ、ネガティブな勢力が望んでいるシナリオだ。
 
もう、そんな時代ではないだろう。ここは、政治経済での苦労などは最小限にとどめて、意識の覚醒に全力を上げたい局面だ。
 
でも、経済危機の解決策は、すぐには見つからない。
 
まあ、こればっかりは、なるようにしかならないだろう。

今、できることといったら、やっぱり来るべき覚醒に向けて、せっせと意識を向上することくらいだ(笑)。

コルマン博士も、「10月28日は、人類の意識進化が完成する日なのであって、何か特別な事件が起きる日という風に受け取ってほしくない」という主旨のことを述べている。
 
意識の覚醒というのは、心の中の問題ではない。われわれの住む世界は、人類の意識を鏡のように反映している。意識が覚醒すれば、当然のごとく、世界も変容する。
  
つまりそれは、「世界が変容する」という問題なのだ。人類の覚醒を促すために、宇宙からのパワーもさんさんと地球に降り注いでいる。

これこそが、真の意味で「人類史上、画期的な改革」だ。政治や経済の制度をいくらイジったところで、根本的な解決は得られない。