9月の下旬、佐渡島でトキが放鳥された。
佐渡トキ保護センターで育てられた10羽のヒナが、一斉に佐渡の空へと放たれた。
トキは、予想以上に元気に飛び回っている。現地では、「ウチの近くにも、トキが飛んできた」というウワサでもちきりなんだそうな。
驚くべきことに、そのうちの一羽は、海を渡った本州の新潟で発見されたという。 独特な羽根の色、そして、羽根に塗られた緑色の塗料からしても、センターから放鳥されたトキに間違いないらしい。
すでに絶滅して久しい日本のトキだが、中国から導入したトキが、再び繁殖しはじめたと言える。
(ちなみに、朝鮮や極東ロシアでも、すでに絶滅。シナ大陸だけに、細々と残っていた・・・)。
日本海を、トキが埋め尽くす日も近そうだ・・・。