goo blog サービス終了のお知らせ 

宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

熱中症の死者が半月で200人を突破 ~ 異常気象・日本編

2010年07月31日 | 異常気象

今日も暑かった。梅雨明けした七月中旬以降、ずっと暑い日が続いている。続いているからといって、慣れるものでもない。いつまでたっても、暑いものは暑い。

七月後半の半月間、日本全国で、熱中症による死者が200人を突破したんだそうな。政府当局の発表によると、正確には「7月17日から29日までの半月足らずで、少なくとも217人」だという。「約9割が65歳以上」というから、高齢化と異常気象の相乗効果で起きている悲劇と言える。今年の夏は、本当に厳しい。十分な注意が必要だ。

全国217人の中で、目を引くのは、埼玉県の42人だろう。「熱中症による死亡者の5人に1人が埼玉県民」というのは、日本の人口構成を思えば突出している。やっぱり、北関東の暑さは凄まじいの一言なのだが、原因はそれだけではない。埼玉県は、人口が多い割に農業も盛んなので、暑い日に野外で農作業をする人が多いのも一因と思われる。

熱中症と言っても、原因はひとつではないらしい。大きく分けて、強い日差しを浴びすぎたことによる日射病と、蒸し暑いところにいたおかげで起きる脱水症状がある。脱水症状を予防するには、こまめに水を飲めばよいと思うのだが、それだけじゃないみたい。汗で失われるのは水分だけではなく、塩分やミネラルも体外に出ていってしまう。せっかく水を飲んだのに、急激な塩分不足で体調に異変が起きる人もいるという。

「塩分も同時に補給する」となると、スポーツドリンクを真っ先に連想する。でも、スポーツドリンクを飲むより、イカの塩辛と味噌汁で、ご飯を食べた方がよい。ご飯にも醤油をかけて、せっせと塩分を多めに取る。もっとも、熱中症以前に、高血圧症になってしまいそうだが・・・。

こんなときは、冷房の効いた部屋で、おとなしく休んでいるに限るのだろう。日の出とともに起きて、天高く日が昇る頃は静かに昼寝する。「晴耕雨読」とは反対で、晴れた日は外に出ない。悠々自適の、快適生活。そういう者に、私はなりたい。

もっとも、最近は夜も暑いので、夜勤の人でさえ熱中症になるという。まったく、とかくこの世は住みにくい・・・。


アースチェンジ情報の宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
   

異常気象 2010  ~ 凍死者が続出する寒さで、非常事態宣言のペルー

2010年07月29日 | 異常気象
 
Peru declares emergency over cold weather

連日、まったく、うだるような暑さだ。2~3年前も暑かったが、これほどじゃなかった。今日は雨も降ったし、暑さは久々に一服した。その代わり、湿度がさらにすごい。明日からは、また暑い日々が再開するだろう。どこまで続くのか、この暑さ・・・。

中国では、南部で大雨が続き、大洪水が各地で起きる一方で、北部は強烈な熱波に襲われている。内モンゴル地区では、気温が42℃にまで達した。人間の体温よりも気温の方が高いところにいると、非常に健康に悪いのは周知の事実だ。日本の北関東と同じで、なるべく外には出ないほうが良さそう。
   
ところが、世界は広い。季節が逆の南半球では、今が真冬の本番。なんと、ペルーでは、国家が非常事態宣言を発するほどの異常な寒さだというのだ。

緯度としては熱帯に属するペルーだが、アンデス山脈の高地なので、冬に気温が氷点下まで下がるのは珍しくない。ところが、今年の冬は異常で、マイナス24℃まで下がった地域もあるという。これじゃ、真冬のシベリア並だ。いくらなんでも、寒すぎる。寒さで凍死する人が続出し、肺病が蔓延するなど、被害が広がっている。

高地だけではない。熱帯のジャングルに覆われたアマゾン地域でさえ、気温が9℃まで低下したという。9℃なんて、日本でも「寒いねえ」という声が出る気温だ。密林の住人たち、テナガザルやオオアリクイも、この寒さにはビックリだろう。首都のリマでは、気温が8℃まで低下した。これは、「観測を始めた過去46年間で、最も低い気温」だという。

ペルーだけではない。ブラジルやパラグアイでは、寒さが原因で、牧場の牛が何千頭も死亡するという悲劇が起きた。もともと暑い国だけに、牛はいつも野放しで、厩舎もないという。このため、過去に前例のない大寒波に見舞われて、なすすべがなかった。
 
ボリビアやアルゼンチンなどでも、大勢の死者が出ている。南米全体では、すでに寒さによる死者が200人を超えた (もっとも、この数字には『暖房の事故による一酸化炭素中毒』なども含まれている)。
 
一方、あの極北の大地・ロシアでさえも、連日35℃を超えるという、過去に前例のない異常な暑さに悩んでいる北半球。いっそのこと、北と南とで、空気の入れ替えができたら便利なのだが。でも、こればっかりは、「ちと、窓を開けて換気しようぜ」というようなわけにはいかない。残念ながら、地球環境は、そこまで人類に優しくできていない・・・。
 
それにしても、ロシア・ブラジル・アルゼンチン・オーストラリア・・・と、世界の「穀倉地帯」とされる農業大国が、異常気象に軒並みヤラレている。すでに、「小麦の価格が2割上昇した」というような、農業への影響が叫ばれ始めた。このままでは、いよいよ食料が心配だ。

  
アースチェンジ情報の宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
   

異常気象 2010 ~ 南米に大寒波到来、ペンギンも寒さに苦しむ

2010年07月21日 | 異常気象
 
いやはや、ここ数日は、とにかく暑いのなんの。東京でも気温が35℃を超える真夏日となったが、北関東では38℃に達しているという。熱中症の被害者が続出している。こんなときは、こまめな水分補給が欠かせない。

日本に限らず、北半球はどこも暑いようだ。あのロシアでさえ、熱中症の被害が広がっているというのだから、他の地域は言うに及ばずだろう。

一方、南半球は、今が冬の真っ盛り。これが、なんと「大寒波が到来して、信じられないほどの寒さ」だというのだから、今年の地球は、一体どうなっているのか・・・!?

異変が起きたのは、ブラジル南東部・サンパウロ州の海岸。なんと、餓死したペンギンが530羽も打ち上げられていたので、漁民もビックリだ。ペンギンの群れは、毎年、冬は南米大陸の南端あたりから、エサを求めて暖かい地域に移動するのだそうだが、いつもなら暖かいはずの地域でさえ、今年は海水温が冷たくて、エサ不足だったと見られている。南極の近くから出発し、エサを求めて北へ北へと向かったペンギンの群れは、どこまで行っても冷たい海に悩まされたあげく、ブラジルの海岸でついに力尽きた・・・。
 
ブラジルといえば、ちょっと前までは「過去50年間で最大の熱波」に襲われ、暑さで人々がバタバタ倒れる騒ぎだったはず。常夏の地、サンバと情熱の国だけに、暑いのは分からないでもない。でも、いまや、様相は激変した。現地の人が書いているニュースやブログなどを見ても、みんな、「寒いねえ。今年のブラジルは、どうなっちゃってるの?」という論調だ。霜が降りるわ、雪は降るわ。マフラーでぐるぐる巻きにした厳重装備の人々が、リオの街を行き交う。「こんなブラジル、今まで見たことない」と、誰もが信じられない表情だ。
  
 
NHKニュースの報道によると、

>南半球の南米は厳しい冬の寒波に見舞われていて、少なくとも20人が寒さで死亡したほか、めったに雪が降らない地域でも記録的な大雪となり、市民生活に影響が出ています。

>アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは、先週、7月の平均の最低気温より8度ほど低い氷点下1度5分を記録し、路上で生活していたホームレスなど20人余りが死亡しました。このほか、パラグアイやボリビアでも死者が報告されています。また、めったに雪が降らないボリビア中部などでは記録的な大雪が降り、車が路上で立往生するなど、交通機関がまひして、市民生活にも大きな影響が出ています。

 
それにしても、赤道に近い国々で大雪とは、晴天の霹靂だ。なんで、こうなったのか。原因は、「南極からの冷たい空気が流れ込んだから」だという。そういえば、今年の冬は北半球が寒かったわけだが、そのときも、理由は「南極から、冷たい空気が異常なほど広がったから」と説明されていた。

どうやら、地球全体で空気の流れが狂っているのが、異変続きの原因らしい。日本の気候も変だけど、世界はもっとすごい。「掛け値なしに異常気象の年」と位置づけられるのも、もっともだ・・・。
 

アースチェンジ情報の宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
   

異常気象 2010 ~ 過去130年間で最高気温のロシア

2010年07月19日 | 異常気象
  
西日本を中心に、全国各地で洪水や土砂崩れを引き起こし、猛威をふるって暴れまわった梅雨も、ようやく明けてきた。
 
もっとも、洪水に悩まされているのは、日本だけではない。新華社通信の報道によると、中国の南部では、洪水で3000万人を超える被災者が出ているという。10万棟を超える住宅が破壊され、100万人を超える住民が避難したというから、まるで民族大移動だ。南部の長江流域だけかと思ったら、北部の陝西省(古都・西安があるところ)でも、「洪水で100人以上の死者が出た」と発表された。東南アジアに近い山岳地帯の雲南省でも、「洪水で死者11人」と報道された。いったい、どこまで洪水が広がっているのか。考えられない事態だ。
 
とはいえ、日本では梅雨が明けてきた。ホッとしたのもツカの間、今日の東京は、いきなり気温が36℃に達する猛暑。気温の高さもさることながら、湿気がすごいのなんの。スチームサウナの中で、服を着て動き回ってるみたい。外出すると、体力の消耗がひどい。

冬から春にかけて、「なんで、今年はこんなに寒いのか」と皆が首をヒネッていたことなど、もはや遠い過去になってしまった。気象庁も、「今年は冷夏になる」という予報を、早めに修正しておいてよかったと、さぞかし安堵していることだろう。

これまた、この傾向は日本だけではなく、世界的にも同じのようだ。今年前半の世界平均気温は、過去120年間の観測史上で最高だったらしい。おそらく、7月も暑かっただろう。
 
あの北の果ての凍てつく大地・ロシアも、すさまじい暑さで話題になっている。モスクワでは、気温が35℃に達した。夏でも気温が20℃ちょっとにしかならない朔北窮寒の地で、これはひどい。あまりの暑さで、水に飛び込む人が続出しているようだ。

スポーツ報知によると、ロシアではウォッカを飲んでから水浴する人が多く、水浴中の事故で死んだ人が、6月だけで1244人、7月は400人以上。7月13日だけで49人が水死した。1日だけで60人以上が亡くなった日もあるという。

記事には、「同国では6月中旬から、130年ぶりという記録的猛暑で、気温40度を超える地域もあり、降雨もない酷暑が続いている」とある。ついに、政府が非常事態を宣言するに至った。

う~ん、なんという途方もない暑さ。どこまで進むのか、今年の異常気象・・・。
 
 
アースチェンジ情報の宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
   

異常気象 2010 日本各地で大雨

2010年07月15日 | 異常気象
   
世界各地を異常気象が襲っている、2010年。ブラジルや中国で大洪水が起き、「中国南部では数千万人に被害が及んだ」とも言われる中、日本でも大雨が降っている。特に、西日本がすごい。7月14日は、九州北部や中国地方が記録的な大雨に見舞われた。広島県では、死者や行方不明者が出ている。福岡県や山口県では、計9万世帯以上に避難勧告・指示が出た。自宅の2階からボートで救出される避難民の姿も報道されている。
 
気象庁の発表によると、高知県馬路村では14日午後までに24時間の雨量が360.5ミリを記録。福岡県北九州市では同日夜までの3日間の総雨量が506.5ミリに達し、史上最高記録を更新したという。

なんで、これほどの豪雨が降り注いでいるのか。気象庁によれば「日本海に停滞する梅雨前線の影響」ということらしい。要するに、単なる「梅雨」。いつも、初夏になるとシトシト降り始め、「いつまで続くのか」とばかりに降り続ける、あいにくの雨だ。
 
その梅雨が、今年は暴れ馬と化している。もともと、梅雨の末期には集中豪雨が起きやすいとはいうものの、今年は驚くほど激しい。これじゃ梅雨というより、台風だ。各地で降雨量が観測史上最高記録を更新している。

温暖化した太平洋の空気が、この大雨をもたらしている。歴史的にも、現代は温暖化している時代。江戸時代の武士も、平安時代の貴族も、この21世紀の豪雨を見れば、ビックリして「まさに末法の世じゃ~」と言い出すんじゃないか?
 
今年は、冬は各地で豪雪が降り、そのまま春になっても寒さが続き、五月になっても「寒いねえ」というのが挨拶がわりになるという、異変の年となった。

ところが、一転して、夏は暑くなりそうだという。気象庁が「例年にないほどの猛暑」を予想している。すでに、「6月の世界の平均気温は、過去120年間の観測史上で最高だった」と発表された。原因は、「地球温暖化および、エルニーニョ現象」だそうな。

2~3年前の夏の、尋常でない暑さを思い出す。アスファルトを溶かし、鉄板を焼き焦がすような昼の日差しの中、モクモクと発達した積乱雲が、夜になると暴れだす。何時間も雷がゴロゴロ、稲妻がピカピカしているので、夜だというのに空は明るかった。気象庁の予想では、どうやら今年は、あのときの暑さをも超えるみたい。
 
この調子では、秋にホンモノの台風が来る頃には、どうなってることやら・・・。


雨ニモ負ケヌ → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
  

異常気象 2010 ブラジルと中国で大洪水

2010年06月23日 | 異常気象
 
「気象庁は、滅多なことでは異常気象とは言いません。でも、今年は掛け値なしに異常気象です」・・・という、日本の気象庁のコメントに象徴される、2010年の気候。「北極から、冷たい空気が異常に広がってきた」結果、北京やニューヨークが史上最大の豪雪でマヒし、北半球の多くの地域で人々が寒さに震えた。そんな中で、皮肉にも、冬季五輪が開催されたバンクーバーは記録的な暖冬。スキー場にはヘリコプターで雪を運びこむハメになった。ブラジルでは、史上最大級の熱波。世界中で、気候が狂っている。
 
もっとも、当の気象庁も、「今年は冷夏だ」という予想を撤回し、一転して「今年は例年にない猛暑になるだろう」と言い出すなど、北半球の気流と同様に混迷を深めている。今度は、「赤道から、熱い空気が異常に広がってきている」んだそうな・・・。

気温もさることながら、驚くのは湿度の高さだ。空が晴れているときでさえ、空気中から水滴がにじみ出してきそうなほどの蒸し暑さ。だが、梅雨の日本は、まだ平和なほうだ。今年は、世界各地で豪雨が降っている。あちこちで、大洪水が起き始めた。

ブラジル北東部で起きた、豪雨による洪水では、死者が22日までで41人、行方不明者が600人以上に達している。行方不明者を千人以上と伝える地元メディアもあるという。自宅を離れた避難民が12万人もいるというから、民族大移動みたい。
 
しかし、被害人口にかけては、やはりスケールが違うのが中国だ。先月初めから続いている大雨で、江西省をはじめとする南部の10省に大洪水が発生した。22日現在、199人が死亡し123人が行方不明になったという。20万棟の建物が倒壊し、3千万人近い被災者が発生しているという報道もある。
  
日本でも、南九州では記録的な豪雨が続いている。「観測史上、もっとも活動が活発化している」という薩摩のシンボル・桜島の噴煙も、豪雨にかき消される勢いだ。

これには、古代シュメールの英雄・ギルガメシュもびっくりだろう。エンリル神の怒りが、世界中に広がっているのか・・・!?
   

アースチェンジ情報の宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
 

異常気象 2010 ~ 中南米で、次々に火山が噴火

2010年05月30日 | 異常気象
時事ドットコム

欧州の極北・アイスランドに続いて、今度は中南米の熱帯国で、火山の噴火が相次いでいる。

古代マヤ文明でも注目される、メキシコの隣国・グアテマラ。ここで、標高2500m超のパカヤ火山が、大規模な噴火を起こした。現在も、活発な火山活動が続いている。

噴火は首都・グアテマラ市の近郊で起きた。現地からの報道では、取材中だった地元テレビ局の記者を含む2人がこれまでに死亡し、1900人以上が避難。市民生活に深刻な影響が出ているという。政府が非常事態を宣言し、国際空港が閉鎖された。

その翌日、今度は南米のエクアドルでも標高5000m超級のトゥングラウア火山が噴火し、大量の火山灰や溶岩が噴出した。ここでも国際空港が閉鎖されたり、一部の航空便が迂回(うかい)を余儀なくされたという。

悪いことは重なるもので、グアテマラには強烈な熱帯低気圧が襲い、暴風雨や地滑りでも死者が出ている。なんとも恐ろしい、火山噴火と異常気象のダブルパンチ。そういえば先日も、大地震に見舞われた中国・青海省では、大雨が降っていた・・・。

一方、東京は、今日も寒かった。真っ昼間から、誰もが口々に、「なんだ、この寒さは!?」と驚きの声を上げていた。5月は、日中こそ暑くなった日が何日かはあったものの、いつも夕方には寒くなってしまった。通常なら、初夏の日本は、むせ返るような濃い新緑の中、「暑くなったねえ」、「衣替えが待ち通しいですな」というのが挨拶の常套句だったはず。今年は、「寒いねえ」、「異常気象ですな」というのが合言葉だ。
 
この寒さに加えて、地球の北でも南でも、火山活動が急激に活発化している。天空に高々と吹き上げた火山灰が、なんとも不気味だ。この火山灰が、気流に乗って地球上の空を巡り始めている。われわれの住む地上に、影をさすのはこれからだ。
 
ひょっとしたら、今年はトンデモない冷夏になる恐れがある・・・。
  

アースチェンジ情報の宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
      

続 尋常でない、2010年の異常気象

2010年05月16日 | 異常気象
  
5月も半ばになった。相変わらず、寒さが続いている。日中でも、外にいれば日焼けするのだが、空気が冷たいので、直射日光さえ浴びなければ涼しい。
 
夕方から朝にかけては、5月と思えないほど寒い。ヒンヤリとした寒風が吹きつけてくる。「初夏」というより、「晩秋」と言ったほうがふさわしい。今にも、黄色い銀杏の葉が、ひらひらと舞い落ちてきそうだ。北関東では、雪が降ったところもあるという。
 
北米からも、欧州からも、「5月だというのに、こちらも寒い」という声が聞こえてくる。どうやら、北半球が全体的に寒くなっているようなのだ。でも、だからといって、地球全体が寒冷化しているのかといえば、そうでもないみたい。南半球は暑いという話だ。海流や気流がスムーズに循環せず、流れがどこかでおかしくなっているのだろう。

これからは、目に見えないアイスランドの火山灰の影響も、じわじわと出てくる。フィリピンのピナツボ火山のときも、そうだった。火山の噴火というのは、そういうものだ・・・。

噴火から1ヶ月が過ぎ、欧州各地では空港閉鎖が解除された。だが、現地のアイスランドでは、まだ小規模な噴火や地震が続いているという。火山灰は、遠く離れたモロッコやトルコにまで達した。依然として、空の脅威は続いている。
 
心配なのは、農産物への影響だろう。このままでは、コメが不作になるのは目に見えている。早いうちに、コメを買いだめしておいた方がいいのかもしれない。
 

覚醒への道 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
     

異常気象 2010 ~ アイスランドの火山噴火、火山灰が欧州を覆う

2010年04月17日 | 異常気象
 
先日、アイスランドの火山が噴火した。もともと、アイスランドは火山国で、噴火するのは珍しくない。北極の近くにある寒いところなのだが、あたたかい温泉がわくのでも有名。近年は、各国の金融機関が続々と乗り込んできて派手な金融バブルを起こし、「世界屈指の富裕国」・「金融立国の見本」とまで持ち上げられたものの、2008年にアッサリとバブル崩壊して、深刻な経済危機に陥ったことでも知られる・・・(泣)。
 
だが、今回の噴火は特別だったようだ。火山灰が、広大なヨーロッパの上空でジワジワと広がってきている。さっさと風に吹かれて流れ去ってくれればよいものを、「渋滞にハマったときの自動車くらい」という、ハエが止まるような遅さで広がっているという。いつになったら終わるのか分からない。
 
暗雲となって垂れ込める火山灰は、ドイツやイタリアあたりから、ロシア・ウクライナ・ポーランドといった東欧にも広がっている。被害は欧州全域にまたがる様相だ。危険なので、空港が閉鎖されて飛行機が飛べなくなった。すでに1万数千便が欠航になっている。
 
悲劇的な墜落事故で死去した、ポーランドの大統領の国葬にも影響が出ている。すでに、欠席を表明する外国首脳も出てきた。まさしく、踏んだり蹴ったりだ・・・。
   
「これは、前例のない事態ですな」と、各国の航空当局も頭を抱えている。
 
日本でも、記録的な異常気象が続いている。今朝の東京では、窓を開けてビックリ。4月中旬だというのに、外はしんしんと雪が降り積もり、凍てつく外気がヒンヤリと流れ込んできた。「今年は、41年ぶりの寒さ」だという。
 
中国の青海省では、地震による死者が千人を大きく突破した。青海省は、面積が日本全土の2倍くらいあるのに、人口が500万人くらいしかいないという人口過疎な地域。そんなところで10万人が緊急避難したというのだから、想像を絶する規模だ。外遊中だった胡錦濤主席も、大急ぎで帰国。大変なことになっている。
 
とにかく荒れてます、今年の地球・・・。
  

スピリチュアルの宝庫 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ 
     

やっと目を覚ました(?)、太陽 ~ 2010年

2010年03月04日 | 異常気象


WIRED SCIENCE (英文)

ようやく、われらが太陽がお目覚めだ。

というのも、2008年から2009年にかけて、太陽には妙に元気がなかった。太陽の活動が活発かどうかは、「黒点の数」で測られる。太陽がガンガン燃えているときには、黒点の数が多くなる。逆に、燃えなくなってくると、黒点の数が減ってくる。2008年と2009年の2年間は、なんと、一年間の70%以上が、まったく黒点のない「無黒点日」だったという。

周期的には、むしろ太陽が活発化してくるはずの時期だったのだが・・・。これじゃ、「地球温暖化」どころか、氷河期の到来に備えなきゃいけないんじゃないの!? 過去100年にも例のない、異様なまでの太陽の活動低下に、関係者はヤキモキしていた。
 
そんな太陽が、2010年に入って、「やっとお目覚め」だという。黒点の数は、2009年の年末あたりから力強く復活してきた。2010年にも、その勢いを持続している。今年は、無黒点日がまだ片手で数えるほどしかない。爆発的な炎も噴き出すようになってきた。

去年の夏が冷夏だったのも、きっと、太陽に元気がなかったせいなのだろう。ということは、今年の夏は暑いってこと!?

実のところ、精神世界関係者には、「これから2012年に向けて太陽のエネルギーが増大し、太陽活動が非常に活発化してくる」と予言する人が、数年前から少なくなかった。ところが、現実の太陽は、それとはまるっきり逆行する動き。「あの予言者たちは、一体どうするんだろう」と、筆者はひそかに心配していたものだ(笑)。
 
だが、どうやら、それは杞憂だったようだ。人間も、大きく飛躍する前には、深くしゃがみこむもの。今までの太陽は、これからの急激な活動増大に向けて、エネルギーをたくわえるための小休止だったのか!?
 
どちらにしても、やっぱり、太陽あっての地球であり、人類。太陽くらいは、元気に燃えていてもらいたいものだ・・・・・。
 

2012年にむけて活発化する人々 → にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ