ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

  時間を奪っても、生涯学習を続けたい

2015年06月24日 | えっせー
 ☆ 知識を吸収する楽しさ 
 私は遊ぶのも大好きだが、それだけで過ごすのは耐えられない性質だ。
「できれば、死ぬまで何らかの勉強をしたい、怠惰に生きるなら死んだ方が
まし、私にとって生きている証しは、何かを学んでいること」だから。
 などと偉そうに言えるのは、自分が健康だからだこそだと思う。
都内には沢山のカルチャーセンターがあり、各大学でも講座を開講している。
 それらはアカデミックなものから趣味的なものまで、さまざまな種類があり
大変手軽に学習できる。
 
 ある学会にも参加しているが、そこはアカデミックな情報や知識が得られ
るし、私も理事のはしくれなので、毎回出席しているし、そこで発表したこと
も何度かある。どんな忙しかったときでも、時間を奪っていろいろ学べた
のは、何と言っても新宿、渋谷まで15分の近さ、また、我が家から梅ヶ丘駅
の改札口まで140歩と近い地の利の良さだ。
 さまざまな知識は、私の「頭の引き出し」にインプットされ、必要に応じて
とり出せる。(最近すぐ忘れることも多々あるが)さらに、だんだんさびつい
ていく頭を刺激する効果は十分あると思う。

 今日の午前中は成城学園前の成城ホールの一室で「イタリア美術」についてを
多摩美大教授が講演なさった。私はローマは3回、バチカン美術館、べネチュア
サン・マルコ大聖堂などに2回も行っているのに、知識がなかったために、その
素晴らしさを理解できなかったのは、今でもとても残念だと思った。
 それは後の祭りだが、でもそのお話しは思い出と重なって、なかなか楽しかった。
成城学園前駅から梅ヶ丘まで15分足らず、12時20分、家に帰ったら、夫
は準備していたお昼は食べていた。私も急いでお昼を食べて、1時半から始まる
青山のNHK文化センターの講座に駆けつけた。
 その講座は「戦後70年の女性の歴史」だが、女性活動家の先生はとても
素晴らしい、最先端の事実、過去のさまざまな出来事など、すべて実際に
起きた出来事なので大変説得力があり、その頃の時代や、知識慾を刺激し
十分満足できる素晴らしい講義だ。
 帰宅4時、着替えてすぐに約30分、自分のために簡単なレッスン。
それから夕食の準備、下ごしらえをしてあるので、15分で完成、夕食のビール
を飲んだがとても美味しかった!
 
 またある大学の講座でも受講しているが、かなり奥深く専門的な分野の知識を
得られる。現代はすべてがどんどん変化する時代、高齢者と言えど、変化に適応
しなければならないが、そのためにはある程度の知識が欠かせない。
 今は時間がかなり自由に使えるが、現役時代には考えられないほど、これほど
一度に勉強したことはかってない。自分の体力だけではなく、夫の状態の変化も
考えて、もしかしたら焦っているのかも知れない。
 まだ物書きとして現役でいるためにも、広く浅くいろいろなジャンルの知識
が必要なのは言うまでもない。でもそれが楽しいからできるのだと思う。
 それにしても、今日は本当に忙しかったが充実した素敵な一日だった。

 

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