ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

無罪放免そしてベルグソン時間

2014年11月27日 | えっせー
    ☆ 願望はきっと実現できる!
 今朝は3日ぶりに明るい日差しがパーっと部屋中に広がって、朝からすっかり
ご機嫌になるが、空模様とお天気との気分は、絶対連動している。
 昨日は冷たい雨の中、先日造影剤で再び撮ったMRIの結果を、大学病院
まで聞きに行った。それは夫の何度もの入院で疲労のためか、ある日突然耳鳴り
がひどくなって、耳鼻科でMRIを撮ったら、左側に小さな腫瘍がるそうで
脳神経外科に回された。結果は心配はまったくないとの診断だったが、大丈夫と
思ってはいたが、やはり一抹の不安はあったので、ホッとした。
 18年前に突発性難聴炎で緊急入院し、それ以来耳鳴りは絶えたことはない。
診察が終わったのは一時少し過ぎ、渋谷に出て駅前のビルにあり昔よく行った
お店でランチをしようと思った。
 9階のレストランで、雨の渋谷の街を眺めながら、ちょっとリッチなランチと
グラスワインで自分のために乾杯した。それから自分の今までのことを、いろいろ
思い起こしたが、私の人生は本当についていると、改めて感じた。
※  雨の渋谷駅
   

 その時代に3階に内科のクリニックがあり、私はその頃ある雑誌に
「体と心について」の連載していて、肉体面で疑問があるとその内科のY先生に
相談した。すると、ご自分の専門外の疑問は、友人の眼科、耳鼻科、整形外科など
の先生を、私のために呼んで下さり、このレストランで食事をしながら教えて頂い
たことが度々あった。
 また、大脳生理学(現在は脳科学)の原稿は、その頃超売れていたS教授が
その場で原稿を直して下さったこともあった。
 まだ本を書き始めの頃、私が書いた原稿を2年間もチェックし、アドバイスして
くれた作家の先生もいた。今思えば何と恵まれて、ラッキーだったのだろう。
 思い出せば私のもの書きの歴史は、さまざまな先生方にに支えれていたのだと
改めて感謝できた。
 
 一昨夜は今逡巡している自分自身について、知的で美人の友人を、食事に
招いた。T子さんは40年近く付き合っているが、私のヨーガの一番弟子だ。
 いつもかなりシビアな目で私を見ているため、ホンネの意見が聞きたかった
からだ。ゆったりとした幸せな気分に浸っていたら、そのT子さんからこんな
メールが入った。
至近距離で私を観察したらしいが、嬉しい部分だけご紹介すると
「改めて先生の肌、特に唇、歯茎や首の美しさを再確認!お顔全体が
スッキリと明るいですよね」と褒めてくれた。
 そのため、美しくもなく高齢の私を、メークのモデルに選んでくれたのかも。
間もなくその雑誌も出版されるが、ちょっとドキドキする。
 そう言えばT子さんは、私が「世界心理治療学会」で英語で発表する時に
心配して、アメリカ人のご主人を家まで連れてきて、論文や発音をチェックして
くれたやさしい人だ。そんなラッキーな私、来月41冊目の本が出る。
 もしかしたら、目標の五〇冊も夢ではないかも…
そんな夢が叶えると思えた、とっても幸せで素敵な、雨の日のベルグソン時間
だった。

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