ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2016年11月02日 | 世界心理治療学会アドバイス
 ☆ 自信は自分で培うもの 
 「自信がないから何もできない」とか、「もう少し自信があれば」と
すべての物事に対し消極的な人がいます。そんなタイプの方は、誰を
見ても、その対象の人がしっかりした考えを持ち、どうどうと行動して
いるように見えるようですが、実はそうではありません。
これは大昔私が経験したことですが、ある有名な大学教授が講演をな
さるとき、私がお手伝いした経験がありました。
 その直前に体が震えていらっしゃる先生を垣間見て、本当に驚きました。
無論気がつかないふりをしましたが、どんなに有名な方でも、大事な講演
をなさる前には、想像以上に緊張なさっていることを知りました。
 ※私の人生でご教示頂いたその道では超有名な先生方
(その一部です)コラムニスト青木雨彦先生
 
私も若い頃は緊張症でした、現在も大勢の前で話す時には、多少緊張しま
すが、でも話し始めると慣れているので、ごく自然に話せることが多いのです。「いろいろ恐怖症」と友人からニックネームをつけられたほど、今でも、物音、光、注射、虫、お化け、暗闇など、数え切れないほど怖いもの
が沢山ある私です。カウンセリングのクライアントは、ほとんど読者です
ので、著書のイメージは「小池能里子は大変自信があり、実力がありしっかりした存在」と思っているようです。ところが、いろいろとお話を聞いたり、心理分析などしている時などに電話が鳴ると、その音に瞬時に反応し
飛び上がることもあり、そのため大変驚かれるようです。
 でもそれはむしろ親近感を持たれる場合が多く、それは私に心を開いて
くれるための端緒になり、プラスの効果が多いかも知れません。
 子供の頃から大変臆病でしたが、物音に過敏になり、隣の人がくしゃみ
をしても体が震えるほど驚きますが、こんな症状が出るようになったのは
中3だった15歳の時、精神的なショックからでした。
 ※自律訓練法の権威 医学博士 佐々木雄二教授
 ウイーン大学「世界心理学会」で基調講演なさるお手伝いしました。

 それ以来治らないのですが、何しろ瞬時ですので周りの人が大変驚いて
迷惑をかけることも多々あります。今では隠さずに、これも私の個性だと
割り切ることにしました。心の傷がどんなにか大きな影響を及ぼす事実を
身を持って体験している私は、「臆病、緊張と自信とは、関わりのない」
と感じています。自信につい申し上げると、長年自分を磨いていたので
私しかできないと思う物事はたくさんあると思います。
 持論は「自信の元はまず行動すること」です。机上の空論という言葉も
ありますが、何も行動しなければ、得るものは何もなく、失敗ばかり恐れ
ていては、成功の報酬はないでしょう。
 それはたとえどんなに小さいことでも、勇気を出して行動し、それが
うまくできたとき、心の中に小さな「自信の種」を蒔くことになるのです。
※ 医療催眠法の大御所 森定一医学博士

 その種に水をかけたり、肥料をやったりするようなつもりで少しずつ前
に進み大切に育てると、「小さな芽が出、愛らしい葉が出て、きれいな花
が咲きやがて自信という立派な実が実る」ことでしょう。
 クライアントにはこのようなことを、くり返しにお話することで、埋も
れていた自信が発掘されたり、あまりに自分を過小評価していたことに気
づきだんだん勇気が出て、行動できるようになるようです。
「自分の人生の主役は自分自身」です。ご自分なりに考え、工夫し、始める
ことが自分を思い通りにコントロールできる最大の要素です。
 ルックスが悪い、学歴もないと、まるで劣等感の塊のようだった私ですが
長年そのように生きてきたため、現在の自分になれたのです。
 待ってばかりいないで、失敗ばかり恐れないで、思い切ってトライして
みませんか!前向きに考え、まず動き、あなたの持てる力を十分開花させて
はいかがでしょうか!何故なら、迷っているより、前進した方がずっと
有意義ですし、後悔することがないと思いますから…
 間もなく81歳になる私ですが、いつもそう生きてきたので、満足でき
る人生で、これからも「ラストステージ」をきっと、ステキに生きられる
と信じています。





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