ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

インドと私 8

2015年07月01日 | お知らせ
  ☆一緒に行動したお二人に会いたい!
 その頃師事して、リシケシに連れていったくれた先生は、空中浮揚の写真が
週刊誌に掲載され、ある意味で有名になっていた方でした。
 私も興味がありその先生の道場を訪ね、入会したのですが、ふつうの指導者
と違って、自分の体の中のエネルギーが、背中の下から肩の方に上がっていく
(体が動いていた)状態を見て「凄い先生だ」と思いました。
 空中浮揚は、「自分のエネルギーを意識で上にする結果実現した」とのこと
で、「空中浮揚」のデモストレーションは、入会してから二回あり、私達は固唾
を飲みましたが、実際はできませんでした。
※ 毎日楽しかった3人
 
 多分あの記事で私も同様ですが、何人かの指導者が入門したのでしょう。
リシケシでは「空中浮揚の練習」とのことで、ガンジスの河原でかけ足をして
飛び上がる練習を何回か行いましたが、中には本気で浮き上がるため、一所懸命
やっていた人もいたかも知れません。
 でも私は(求めているのは、空中浮揚ではなく、瞑想なのに)と、抵抗感が
ありながら、参加しましたが、実はバカらしくてなりませんでした。
 同じように感じている人も何人かいて、後でひそひそ話も結構ありました。
※ こんな方ご存知ありませんか?
 

 そんな練習が続いたので、私はよりもどかしく、どうしようもない気持になった
のかも知れません。確か残りが後3日となったとき、私はその気持ちを二人に
打ち明けたのです。無論彼女達も私と同じように感じていたのでしょうが、残り
は修行ではなく、インドのハイライトである、タージマハール、ベナレスなど
の観光でした。現在と違って30年以上前の海外旅行の代金は、決して安い金額
ではありません。まして二人ともインドは初めてだったので、すでに観光地は
行っている私とは条件が全く違ったのです。
 リシケシでの滞在費は、自分でアシュラムで払って知りましたが、信じられない
ほど安く、1週間でおそらく費用の、2・3割程度ではないかと想像でき、ほとん
どが観光地巡りの費用だと推定できたのです。
 それらをすべて放棄して、二人が私と一緒ンリシケシに残ったのは、かなりの
決断力と、有難いことに私の熱い心が彼女達に伝染したのでしょうか。
 そう考えると、今でも感謝の気持ちが、一杯になります。
※ 3人ガンジス河原で相談し、結団式をした茶店
 
 
 それにしても30年以上前のことですが、小さな茶店で「リシケシに残る」
と、ヨーグルトで乾杯し結団式をして、1週間行動を共にした思い出が沢山
あるお2人でしたのに、今は全く連絡が取れず、残念でなりません。
 もしもあのリシケシで二人に出会わなかったとしたら…
 人一倍臆病で淋しがり、英語に弱く、方向音痴の私が、とても一人ではど
うすることもできず、仕方なく同行した皆さんと一緒に行動せざるを得な
かったことでしょう。そう思うと、お二人には感謝の気持ちしかありませんが
お二人は独身でとてもチャーミングな、明るい方だったので、何時も3人で
笑ってばかりいて、本当に楽しかった思い出ばかりです。
 名前も覚えておらず、確かお一人は東京在住でしたが、「ヨーガの先生」
だった写真の方をご存知の方がありましたら、ぜひ、ぜひお会いしたいので
ご連絡をお願いいたします。 
 info@noristudio.net  090-4820-6956 小池能里子

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