気分をスッキリさせる方法 １

　私達の日常生活は楽しいことばかりではなく、さまざまなストレスが押し寄せて
来ますが、それを上手にかわすことが生きていく上では大変必要です。
　お酒を飲んだり、親しい人とおしゃべりしたり、散歩をしたりなど、人それぞれに
ストレスを発散する方法はいろいろあるでしょう。
「これをすると気持ちが軽くなる」と言う方法を沢山持っていた方が、とても楽に
生きられると思います。「気分転換の仕方」（明日香出版１９９６年１月）は、無論
国内でもかなり売れましたが、海外でも大変売れた著者として、気分をリフレッシュ
するコツを、ときどきご紹介したいと思いました。
　何しろユニークな私ですので、どんな方法が出るか分かりませんが、もしもあなた
のお役立てれば嬉しく思います。

　今回は著書の中より「心の中の風通しを良くする」
「能力の割に収入がない」「自分はいつもツイていない」「あの人ばかりが、なぜ
異性にもてて、しゃくにさわる」などなど…
　心の中にいろいろな不満の不協和音がブツブツ沸いてくる。
どんな人でもたまには起きることですが、心の中を不平不満が大きくしめると、だん
だんツキがなくなるのにお気づきですか？そんなときには、こんな対応がお勧め。
　それは「ご自分の現在地を改めて確認すること」仕事も安定しているし、生活
にも困らない、健康であること、平凡だがくつろげる家庭もある、ある程度好きな
こともできる経済力もある。恋人もいるなど、数え上げてみましょう。
　

現在地に立って、改めて考えてみると「そんなことは当たり前」と思っていること
も、もしかしたら、他人よりかなり優位な面がかなりあることに、気づかれるかも
知れません。今は不況の時代で失業している人も大勢いるのですが、その中で安定
したお仕事があるだけでも、幸せとは思いませんか？
　心にネガティブな気持ちを抱くと、頭の中でマイナスのホルモンが分泌され、体が
緊張したり、心拍数も早くなったりするだけではなく、消化活動も衰え、場合に
よっては、攻撃的になることすらあるようです。
さらに免疫力が落ちて、病気にかかりやすくなりがち。
健康で快適に過ごすためには、「平凡だけれど、まあまあ幸せ」と、心の中で
認めること。
　身の周りで起きている、恐ろしい事故や、事件、自然災害にも巻き込まれず
「その日が無事に過ごせた」ことが感謝できるようになると、精神状態が安定し
より運が良くなってくるのは確かですから。