miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

春の嵐

2007年04月28日 23時20分01秒 | その他いろいろ
世間ではゴールデンなウィークが始まったようです。
長い所だと9連休とか。
私は今日~30日まで、1・2は仕事、3~6まで休みの飛び石連休です。
その間に2本も観劇するという(笑)
去年はエリザ@武田くん観て、メタマク遠征で松本行ったりして、楽しかったですわ~。

今日は新国立劇場で「モダン・ミリー」観てきました。感想は別記事。
見終わって出てきたら、凄い雨と風。さらに雷まで。
春の嵐ですね。
地下をずっと通って帰ってきました。イナカだと こうは行きません(^_^;)

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

昨日も10時30分過ぎまで仕事して、何の用意も出来ぬまま都内へ行ってしまいました。
最近このパターンが多いです。
そして5月1日には、こんど会社がISO14001(環境のISO)を取るというので説明会があります。半日もかかるんで、仕事が止まる…。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

市村正親さん、紫綬褒章おめでとうございます!
北大路欣也さん、市川団十郎さん、つかこうへいさんも同じく受章されましたね~
エンゲキ人の受章は何か嬉しく感じます。

No.188 「モダン・ミリー」

2007年04月28日 23時08分32秒 | 過去の観劇記録
2007年4月28日(土) マチネ 新国立劇場・中劇場 2階 2列 46番

ミリー・ディルモント=紫吹淳、ジミー・スミス=川崎麻世、ミスター・グレイドン=岡幸二郎、ミス・ドロシー・ブラウン=樹里咲穂、マジー=今陽子、ミセス・ミアース=前田美波里、他。
演出・振付=ジョーイ・マクリーニー。

社長夫人を夢見るミリーは田舎からニューヨークに出てきた途端スリに遭い、一文無しに、おかげで安ホテルに泊まるはめになったが、実はそのホテルの経営者であるミセス・ミアースは宿泊した地方出身の若い女性を誘拐し、海外に売り飛ばす犯罪者だった! そこに何も知らない財閥の令嬢ドロシーが普通の社会生活を体験するため、このホテルで暮らし始める。一方、見事モダン女性に変身したミリーはお目当ての社長秘書になることに成功したが、社長のグレイドンは一向に振り向いてくれず、近寄ってくるのはミリーに気のあるハンサムな男のジミーだけ。そしてミリーがジミーに少しずつ惹かれ始めていたある日、ドロシーがミセス・ミアースによって連れ去れてしまう…
(以上、あらすじはモダン・ミリー公式HPより)

全然期待して無かったのです。何せブロードウェー物を日本人キャストで上演すると、余り良くない作品が多かったもので。
これも諸手を挙げて良い!とは言いませんが(笑)、思ったよりかは面白く観られました。
典型的なボーイ・ミーツ・ガール、ハッピーエンドですな。
「OUR HOUSE」で新国立はミュージカルに向いて無いと思ったんですけど、席の関係でしょうか… 今回は大丈夫でした。
暗転が多かった。どうせならセットチェンジを見せてしまっても良かったと思います。さらにオケが舞台後方でまったく見えず、カテコでもシルエットのみ(^_^;)という有様。かわいそうですよ。
スターのマジーが歌い踊るシーンなどもあったので、バンドとして出してあげれば舞台全体の華やかさが増すと思いました。色々な関係でオケを前に出せなかったのかも知れませんが。

紫吹さん、どうも同県人として気になります(笑)主役を張れるようにはなったけど、2階席には空きがありました。ただ劇場の女性率は99%か?という程多かったけどね。樹里さんも出ているので、ヅカファンが沢山いたのでしょう。
玉の輿を狙うモダン・ガール(というのも古いが、禁酒時代の話らしいので…)。結婚に愛は必要ないわ!と思っていたけど、ジミーの思いに触れて、その考えは変わっていきます。
川崎さん。遊び人のプレイボーイで職業不詳な男ですが、実は…って、いうのがベタで笑えます。ちゃんと歌を聴いたのは初めてかなぁ?低い音が聞き取りづらいです。
岡さん、社長の役ですね~ 少し太ったのでしょうか? 役作りかな。
ドロシーとお互い一目惚れするシーンがあるのですが、もう「これでもかっ!」っていう位大げさで、こうなると笑うしかありません。
樹里さん、何にも知らない令嬢の役です。世間の荒波に揉まれろ、と社会見学に出てきたワケですな。高音もしっかり出ていて、若干オペラ調の歌い方。樹里さんも、大げさな身振り・手振りで、いかにもっ!ていう(*^_^*)
今さんは大スターの役です。実はジミーとドロシーは兄妹で、マジーは義理の母なのです(ヲイっ)
前田さんはアヤシイ中国語を話すホテルのオーナー。身よりのない若い女性を誘拐してはアジアに売り飛ばす、あくどい商売をしています。でも若いころは女優を夢見ていた時もあったのよ。
ミアースの下で働く中国人の兄弟、弟チン・ホー(西原純)、兄バン・フー(青山明)ですが、なんとこの2人、セリフも歌も中国語。で上に字幕が出ます。そこまでやるか…(笑)
ミスター・グレイドンの会社で働くタイピストを束ねる お局(?)役、ミス・フラナリーを高谷あゆみさん。面白いな~。

ミリー&ジミー、ドロシー&グレイドンの2カップルが無事に出来上がるのかと思いきや、ドロシーの誘拐事件がキッカケで、ドロシーに恋をしているチン・ホーが助けて、なんと2人が恋仲に。グレイドンは蚊帳の外。

紫吹さんはヅカ時代にもダンスの名手として有名でしたが、この舞台もダンスシーンが多かったです。
ミアースがオーナーの女性専用安ホテルではタップを踏まないとエレベーターが動かない、なんて設定はもっと使ったほうがオモシロかったのにな~。