九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

チームZOO少年団の巻

2013年12月27日 17時14分25秒 | Weblog

マコンデ族のカリント、マサイ族のポッキーの真剣勝負。

笑顔のカリント、茂みの中から獲物を狙う目つきのポッキー。

最後の練習はこの二人の対決。

先行していたエリート選手は平均ペースで帰っていく、その後方30秒後ろから二人の闘いは始まった。

更に後ろからは和歌山少年団が3人で先頭交替、無常にも追いかける体制。

追いつかれて負ければ更に練習の距離が伸びるから必死で逃げる二人、ここは協力体制をとっている。

豪快なスピードで追い抜かれたエリート集団に異変。カリントとポッキーのタイマンレースをやっているとも知らず、

一瞬後ろをふりかえり状況確認、少年団までが1列に伸びているのを見て豪快な追撃が始まった。

予想外の展開はもう止められないのでほっておく。

青年組はもう練習は終わっているはずなのにアタックの繰り返し。

これに耐え切れず小さな、小さな、小さな登りでかりんとが一瞬遅れる。

安心したポッキーはエリートの後ろで休んでいる、エリートも平均ペースに落ち着いている。

何やっているんだ、ポッキーは練習だろ、TTだ、逃げろ、逃げ切れと指示。

これを聞き後方からアタックすると、またしてもエリートが追撃、そして攻撃。

もうこうなればポッキーと、かりんと二人の闘いではなくなった。

元々力が余りにも違いすぎるので何度も切れるのは当然、それでも必死にポッキーは食らいつく。

そんな力あるんだったらレースも強いはずだ?でもレースは今ひとつらしいと言うか俺は見たことが無い。

信じられん?でもこれが高校生だ。

化けるかもしれんぞ、TTチャンピオンも2年前は同じだったしな。

ここで生まれかられるかはお前次第だ?蛇のように脱皮していけ、弱い心は大海原に捨てていけ。

これが潜在能力と言わんばかり、ここからが凄かった。

追い抜きチャンピオンを標的に捉え追撃し始めた。

マングース対ハブ、その差10秒、ゴールまでの距離2km。

追いつくの無理かなと思いながら最後まで無線で誘導が続く、近寄ると鼓動が聴こえてくる勢い。

目の前にいるが高速域が高く、緩やかな下りで離れていく。

最後のコーナーを曲がれば残り電柱4本の距離。

ここが最後のチャンス。

ギヤを落として踏み切れ、すると更に加速してTTチャンピオンを抜き去った。

何と3番目でゴール、やればできるじゃないか。

その数分後悔しーと叫びながらボロ雑巾のようになったかりんとが漂着した。

今日の事は忘れるな、二人共良く頑張った。

その後目を疑う光景が、短距離が得意なサウスがボーイズの中で先頭?

79歳の爺さんに負けたサウスは進化を遂げた。

まさに進化論。

 

 

 

 

 


チームZOO

2013年12月27日 12時04分36秒 | Weblog

ドラマは後半に訪れた。

マコンデ族のカリントが1年生3人と対決した。

しかし運のない奴、ちぎってもちぎっても信号で停止、捕まってしまう。

中盤、後方にだんじりを従える、この祭り男、潜在能力が高く強敵かと思ったが何と振り切り独走態勢に持ち込んだ。

ここからローリング走行、見ていると目が回ってくる、でも速度は落ないどころか速い?フラフラと左端に寄るとそのまま側溝に落ちそう?

落ちそうになると右に寄る、お陰で俺の首はカチカチ、(肩こり)

最後の小さな坂も一気に駆け上がり数分引き離して大勝利。見ていて非常に良かった。

 かりんとは今回の練習で後ろを振り向くと1回250円の罰金が科せられた。2日目以降は350円と加算される。

そして注意されたにもかかわらず振り向く落ち着きのなさ。

という事で合計2750円でした。

練習で支払いなさい。

何時も笑顔のカリント、足隠してるだろ?もっと走りなさい。

続く。