高校生

筋肉が痛い、少し忘れていた筋肉痛がクリスマス前にやってきた。
それも半端では無い痛さだ。
インドネシアでもローラー台で筋肉痛になったが今回は本物の痛さ。
そんなに無理して踏まなくても良いのに元選手のサガ女子選手に負けるわけにはいかない。
筋肉痛の原因、ツールド沖縄で登る坂に選手達は高速で突入〔Ｕ２３の平塚が引き倒し〕、気がつけば後ろにいた俺は中切れで置いていかれる、しかし全力で追走して追いつくがおっさんの筋肉と心臓はもはや限界。
すっぱり今日は麻由子さんとの勝負を諦めた。何と情けない、この勝負お預け。
それでも良いぺースで坂を登っていると原子力潜水艦と、マルコが追いついてきた、そんなはずは無い、最初に切れたのに何でだ？
そして原子力潜水艦と小さな旅するマルコはそのまま俺の視界から消えていくではないか。なぜだ負けるはずが無いのに、お前ら車についてずるしたろと後ろを見るが車の気配は無い。
まずい、このまま女子高生に負けるわけにはいかないだ、気持ちとは裏腹にどんなに踏んでも差はつまらないじゃないか、まるで本当のレースを走っているみたいだ。
経験は恐ろしいものでこの速度域であれば必ず頂上までに追いける、頂上付近、脳からの指令を無視してギヤをかけきしむ腰と足を強制的に動ごかし始めた。おっさんの息は上がりきっている、このまま天に召されるのでと一瞬思ったがそれも宿命なら受け止めようと全開で追いつくことに成功。
その前に居る演歌の女王までキャッチ、高校生を撃墜。
それにしても何でいきなり坂強くなる？おれが疲れてきたのもあるがそんなに遅いはずが無い、車輪を交換したから？
その後も粘り倒す女子高生は宿に帰ってから更にエンジン全開。
目の前の海に入りはしゃぎ始めたのだ、疲れなんて無用の長物？こいつら違う星から来た異性人？
言葉も知らない単語連発するし、エー解りません？？？？？？？？標準語ですよ。。。。
そんな標準語あるか、それは香川弁だろと言うが同じ県出身の旅人マルコには通じなかった。
そして喋る喋る、吉本新喜劇も真っ青のキャラで静止させないと何時間も喋る恐ろしいパーワー。
アイスの誘惑に２度も負けたにもかかわらず、ダイエットをを常に口にする。
ぴちぴちのジーンズをイオンまで買いに行きこれがはけるまで頑張りますだって。
目標は大事だ。
そのジーンズパツパツで糸切れるぞ。