九州の風来坊

今は自由人で風来坊、何処までも突っ走る男は何処に行くのやら

八ヶ岳ヒルクライム参戦

2007年04月16日 09時22分14秒 | Weblog
八ヶ岳ヒルクライムに参加、75kg以上の部で走る事になった。
そんな俺は他力本願走法で25kmの中ほとんどを他の選手の力を利用して山頂まで走る、ヒルクライムはきついというイメージがあるが、ロードレースに比べれば今回は楽、途中リマサンズの人の後ろに付かせてもらいいかなり楽をさせてもらう、10kmも登ると今度はMTBの女子選手中込選手の後ろにつき10kmほど登るが俺にはペースが遅すぎて重い体重が地球上に存在する重力という名のブレーキで呼吸が上がり始める、そこでここからは自分のペースで行く、ここまで楽してきたから快調に登っていく、だいたいこの麦草峠強化合宿で幾度も登らされている、当時足がきいている状態でも1時間はかからない(当時は道が少し長かったが58分という記録が残っている)、インナーギヤはいらないと当時の日記にかいてある、でも昔の事だからうっすらとした記憶しかないのだ。
俺の目標は1時間20分、時計を見ながら走る予定だったが残念ながらキャットアイのメータが割れ飛んでいき紛失したので自前の体内コンピューターを始動した。
後半中込選手を追い抜き、ペースを上げた自分は選手で無い事に気が付くのにそんなに時間はかからなかった。勾配がきつくなった所でギヤがかかるはずなのにシフトダウン、だんだん足に力が入らなくなり膝ががくがくする、しまったそういえばギヤ変えてきてない、44Tの23Tしかつけていない事にきがついた瞬間によけいに足が重くなったような気が、地形を読み取る技も選手時代に見につけている、視覚で計ると山頂は近いはず、丁度その頃チャンピオンの部で走りおえた学が降りてくる、頂上までもうすぐですという言葉で体内コンピューターが解除、一気に我を忘れて急加速5~6kmは上がっているがやはり俺は選手ではなかった、頭と体がアンバランスで心臓から危険信号がいきなり出され一気に失速、時計を見ると目標タイムも4分ほど速いのでここからはゆっくり頂上を目指し1時間16分台で無事ゴール。
帰りは頂上付近で追い抜いたMUUR-ZEROクラブの山藤さんと下って行くが、以外と皆元気に登ってきている、自分の想像をはるかに超えたチャレンジャーを見るとヒルクライムレースにはまる人の気がわかるような気がした。
そしてMUUR-ZEROクラブの女子が初表彰台を決めた。

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